目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
らくらく型抜きアートをご存知でしょうか。型紙の直線に沿って布を切って貼るだけで絵柄が現れる、初めてさんでも安心のキットを使用した和風モダンペーパークラフトです。
ハサミを入れるのは単純な直線のみ。しかも型抜き済みシート(本体)を貼り重ねることで切り口が隠れますので、手先の器用さに自信のない方にも楽しんでいただける設計になっています。
このたび使うのは、同シリーズの「富士山と兜飾り」。子供が災厄から逃れ、力強く成長するようにとの願いが込められた大変勇ましく豪華なデザインですので、端午の節句の贈り物やお子様とのクラフトタイムに最適です。
型抜きアート・富士山と兜飾り
説明書
布用型紙
型抜き済シート
土台
スタンド
布6枚と小物
ハサミ
ボンドタッチ
目打ち
布用型紙の点線から型紙を剥がします。ハサミを使わなくても点線で簡単に剥がせます。
説明書の「布の使い方」を参照しながら、布の裏面に貼ります。1のベージュラメは、お好きな面を表にすることができます。
実線で各パーツを切ります。
すべてのパーツを切ります。
1から順番に土台の形の部分にボンドをつけて、同じ番号の上に切り抜いたパーツを貼ります。ボンドはパーツの裏側につけてもOKです。
すべてのパーツを貼り付けると、このようになります。
型抜き済みシート(本体)の裏面(つるつるした面)全体にボンドをつけます。
型抜き済みシートの下のふちと土台の下のふちを合わせ、貼り重ねます。ボンドは半乾きの状態になるまで待つと、密着性が増して着きやすくなります。
貼り合わせたら全体をしっかりと押さえ、本などで重しをして乾かします。
写真の説明書と表紙写真を見ながら小物を仮置きします。位置を確認したら小物パーツの裏側にボンドを塗り、番号順に貼っていきます。
赤いひもを、説明書の実寸大に合わせて蝶結びにします。余分をカットし、切り口にボンドをつけてほつれ止めをします。
スタンドの点線と点線の間にボンドを塗ります。
スタンドの点線に沿って折り目をつけたら、説明書の写真通りに貼ります。
緑ひもを実寸大に合わせて束ね結び、スタンドの穴に通せば完成です。
飾り方は2通り。お好みで、スタンドで立てることも緑ひもで壁に掛けて飾ることもできます。
ハサミでのカットが苦手でも、型抜き済みシートを貼り重ねれば綺麗な布絵が浮かび上がる「らくらく型抜きアート」。どなたでも簡単に作れますので、小さいお子さまと一緒に楽しむことも可能です。お孫さんへのプレゼントにも最適ですね。今年の端午の節句のお祝い行事に取り入れてみてはいかがでしょうか。