目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
新年も始まり、新たな趣味にチャレンジしてみようと何かお探しの方も少なくないのではないでしょうか。今日は気軽にトライできる、ビーズ刺繍のアクセサリーの作り方をご紹介いたします。
カボションをメインにしたビーズ刺繍。フェルトに貼り付けたカボションの輪郭に沿ってシードビーズをぐるりと縫い付ける方法なので、型紙や印付け不要!思い立ったらすぐに実行できるので、初心者さん向けと言えるでしょう。
接着剤が完全に乾くまで待つ時間を除けば、初めてさんでも1〜2時間で完成させられるハンドメイド刺繍ビーズアクセサリーのレシピです。
・丸やっとこ、平やっとこ
・cosmo 刺繍糸 110
・ハードフェルト
・ピッグスエード
・ビーズ針
・カボション 12mm
・カン付ピアス金具
・丸カン 0.6×4mm
・シードビーズ 丸小 ゴールド
・ダングルやフリンジなどお好みのチャーム
カボションの裏面に接着剤を塗ります。接着剤がはみ出すのを防ぐため、薄めに塗りましょう。
適当な大きさに切り取ったハードフェルトにカボションを貼り付けます。
お使いの接着剤の説明書に従い、しっかりと乾かします。ここで使用している接着剤は、1日で完全に固まります。
1本取りの刺繍糸を針に通し、玉止めをします。貼り付けたカボションの縁ギリギリから針を出します。
出した針にビーズを1粒通します。
通したビーズのすぐ横に針を刺します。
1粒目が縫い終わりました。
1粒目を縫い付けたところからビーズの幅を1粒分空けたところに針を出し、ビーズを通して針を刺します。
2粒目のビーズが付きました。このプロセスを繰り返し、カボションの周りにビーズをぐるりと縫い付けます。
ビーズをカボションの周りに縫い付けました。
カボションとビーズの間から針を出して…
縫い付けたすべてのビーズに針を通します。
針を通し終えたらカボションとビーズの間に針を刺し、玉止めを行います。
縫い付けたビーズに糸を通すことで、縫い付けた糸の緩みを防止できます。
縫い付けたビーズに沿ってハードフェルトから切り取ります。この時、ビーズを縫い付けた糸を切らないように気をつけましょう。
切り取りが終わりました。
ピッグスエードの裏面にカボションを置き、ボールペンで縁をなぞります。
描いた線よりも2回りほど小さく切り取ります。
カボションからピッグスエードがはみ出さないか、重ねてチェックをします。はみ出している場合はハサミを入れて微調整します。
ピッグスエードを切り終えました。
カン付きのピアスを使います。ピッグスエードからカンが見える部分を確認します。
ピッグスエードからカンが見える位置に、目打ちでピアスポストの穴を開けます。
穴を開けたところです。
穴の周りに接着を塗り…
ピアス金具を接着します。
ピアス金具を含めた裏面全体に接着剤を塗り…
カボションと貼り付けます。
しっかりと貼り付けましょう。
丸カンを開きます(形が歪まない丸カンの開き方と閉じ方はこちら)。
カボションと接続したいパーツを通し、丸カンを閉じます。
片耳分の完成です。同様にもうひとつ作ればピアスの出来上がりです。
刺繍やビーズ刺繍初心者の方でも製作しやすい、カボションをメインにフィーチャーしたアクセサリーの作り方をご紹介しました。お使いになるカボションの輪郭に沿ってビーズを縫い付ける方法なので、型紙や印付けが要らないのがこのレシピの良いところです。
カボションとフェルトを貼り合わせる際の接着剤がしっかりと乾くまでの時間だけ少々長くなるかもしれませんが、ひとたびビーズ刺繍を開始すれば意外と早く完成させられることでしょう。接着剤の乾燥時間を除けば初心者の方でも1、2時間で作れるのではないでしょうか。
道具も材料もミニマムに済ませられるので、新年、何かちょっぴり違うことにチャレンジしてみたいという方にぴったりのプロジェクトです。カボション、ビーズ、パーツなどお好みのものを選び、ビーズ刺繍のアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか。