作品レシピ
2023年11月04日

子供っぽくならない雲レジンアクセサリー!大人でも着けられる、ふわっと色づくヘアコームの作り方

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ふわふわの雲をレジンに浮かべる空のデザインは、作るのも着けるのも楽しいアクセサリーモチーフのひとつです。練り消しゴムを引っ張ってちぎってふわっと封入する、あれです。ダントツ可愛いけれど、やや子供っぽい印象になってしまうことも… 

 

そこで今回はちょっとした封入材の合わせ技を用いて大人女子の装いにもふさわしいシックな空を表現してみました。あえて青空や夕焼け空にはせず、くすみカラーのふわっとした淡い色づきを楽しむ大人のヘアアクセサリーになりました。 

 

詳しい作り方をご説明いたします。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・ヘアコーム(パーツクラブ)

・クリアファイル

・ねり消しゴム

・モールド

・竹串

・ピンセット(アクセサリー工具セット)

・くすみカラーのシェル

・ヤスリ

・接着剤

・穴なしパール

・コーティング液

・UV-LEDライト

2.作り方

市販のヘアコームパーツをベースにして作ります。

comb 01

小さくカットしたクリアファイルを用意します。

comb 02

練り消しゴムを使って封入する雲を作ります。

comb 03

少し練ってからびよ~んと伸ばし、クリアファイルの上にそっと落とします。

comb 04

これを繰り返していくつか雲を作ります。

comb 05

本体の形成には、鉱石モールドを使います。

comb 06

作家のためのレジンを使います。

comb 07

モールドの半分位までレジンを流します。今回は上の4つの部分を使います。

comb 08

気泡があれば、竹串の先などで突いて取り除きます。

comb 09

ピンセットでつまんで雲を封入します。

comb 10

バランスよく封入したら、硬化します。

comb 11

2層めのレジン液を流します。

comb 12

2層めには、雲を少しずらして封入すると奥行きがでます。

comb 13

バランスよく封入したら、硬化します。

comb 14

モールドの8割位までレジンを流し、硬化します。

comb 15

レジンを少量流します。

comb 16

モールドを傾けてレジン液を全体に行き渡らせます。

comb 17

くすみカラーのシェルも封入しましょう。

comb 18

硬化したパーツの上にシェルを乗せます。

comb 19

バランスよく乗せたら硬化します。

comb 20

レジンを少量流します。

comb 21

竹串の先などで伸ばして全体に行き渡らせます。

comb 22

空いている隙間にシェルを乗せます。

comb 23

バランスよく乗せたら硬化します。

comb 24

できたパーツをモールドから取り外します。

comb 25

雲とシェルの入ったパーツが4つできました。

comb 26

ヤスリでバリを削って滑らかに整えます。

comb 27

ヘアコームとパーツを並べます。

comb 28

レジンパーツに接着剤を付けます。

comb 29

ヘアコームに乗せます。

comb 30

2つめのレジンパーツにも接着剤を付け、ヘアコームに乗せます。

comb 31

パールも飾りましょう。接着剤を付けます。

comb 32

ヘアコームに乗せます。

comb 33

残り2つのレジンパーツにもそれぞれ接着剤を付け、ヘアコームに乗せます。

comb 34

パールに接着剤を付けます。

comb 35

空いている部分にパールを乗せます。

comb 36

もう1つパールにも接着剤を付けます。

comb 37

空いている部分にパールを乗せ、丸1日乾かします。

comb 38

仕上げのコーティングをします。

comb 39

全体にコーティング液を塗り、硬化します。

comb 40

完成です。

comb 41

3.まとめ

練り消しゴムをふんわりと雲のようにちぎってレジンの中に浮かべるテクニックは、初心者さんにも上級者さんにも人気の手法です。とっても可愛いけれど、やや子供っぽくなりがちなのもこの雲レジン。

そこで今回はあえて青空や夕焼け空を背景にはせず、シックなシェルと組み合わせてくすみカラーの落ち着いた印象のヘアコームを作ってみました。くすみカラーの落ち着いた色合いは、大人の装いにもマッチします。

市販のシェルを加えれば、簡単にひとひねりある空モチーフのアクセサリーのパーツが作れます。ここでは大人向けを意識してミュートカラーにしましたが、色次第でまた違った雰囲気も楽しめることでしょう。

シェルを封入材として選んだ理由は、大人っぽさを演出するだけではありません。今回は着色をせず透明のままレジンパーツとして仕上げたので、コーム本体に接着した時に金具が透けて見えてしまいます。練り消しゴムのふわふわ雲だけでは隠しきれない金具を、うまいことシェルがカバーしてくれるというわけです。

最後の仕上げ時に使用したコーティング液は、さらさらタイプのためにレジンがはじく場合があります。弾くようであれば、再度コーティングして硬化するときれいに仕上がります。

やや子供っぽくなりがちな雲レジンも、シェルと合わせて大人デザインに。ぜひ試していただきたいレシピです。

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