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2024年02月21日

通勤や通学、おけいこバッグとして大活躍!A4が入る大きめサイズのファスナーショルダーバッグの作り方

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A4サイズのノートやファイルもらくらく入る、大きめのファスナー付きショルダーバッグの作り方をご紹介いたします。通勤や通学、お子様の習い事にはもちろん、1泊くらいなら旅行にも大活躍すること間違いなしです! 

 

入り口がファスナーでしっかり閉められるので、中身が落ちる心配がありません。また、内ポケットも付いていますので、カギなどの細かいものも収納できて取り出しやすいデザインです。 

 

ショルダー紐はDカンで調節が可能です。ここではお子様や女性の方が使いやすい長さにしています。身長が165cm以上の方や男性がお使いになる場合は、短い方のショルダー紐を長めに作ると良いでしょう。 

 

今回は秋冬の定番である、シンプルな無地のコーデュロイを使いました。暖かみがあり、柔らかな仕上がりがとても可愛いバッグです。キャンバス生地などを使うとよりしっかりとした作りになります。 

 

ファスナーの縫い付け方のポイントやきれいに仕上げるコツなどを合わせ、ステップバイステップで作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
ソーイングソーイング

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

表地(コーデュロイ)

裏地(オックス)

接着芯(不織布)

40㎝ファスナー

待ち針

仮止めクリップ

定規

裁ちばさみ

Dカン4㎝幅

ミシン

アイロン

2.作り方

布を裁断します。本体生地の寸法は54x40cmです。表地と裏地をそれぞれ2枚ずつ用意します。

1

内ポケット生地の寸法は27×34cmです。1枚用意します。両サイドに付ける場合は2枚用意しましょう。

2

ショルダー紐の生地は16×75cmの長めのものと、16×35cmの短めのものをそれぞれ1枚ずつ用意します。

3

40cmのファスナーを1つ用意します。

4

ファスナー横の生地の寸法は2.5×5cmです。表地と裏地をそれぞれ2枚ずつ用意します。

5

4cm幅のDカンを2つ用意します。

6

本体表地をカットします。左右対称に一度にカットするため、輪を左にして縦半分に折ります。

7

輪になった左上の角から下へ3.5cmの位置に印を付けます。

8

印から右へ垂直に8cmの線を引きます。

9

布の右上の角と繋いだ直線を引きます。

10

8cmの印から左右へ3cmの距離にそれぞれ印を付けます。

11

2点を緩やかに繋ぎます。

12

右上から下4cmに印を付けます。

13

右下の角から左へ8cmの位置に印を付けます。

14

付けた印から直角に上へ6cmの直線を引きます。

15

生地端に向かって6x8cmの長方形になるように線を引きます。

16

描いた長方形の右上の角から左へ2cmの位置に印を付けます。

17

生地の左上から下へ4cmの位置に付けた印と直線で繋ぎます。

18

2つ折りのまま重ねてカットします。残りの表地と裏地も同様に施しましょう。

19

表地の裏面に接着芯を貼ります。今回は不織布のそれほど厚みのないものなので全面に貼りますが、厚めのものは縫い代を除いて施しましょう。縫い代を除く場合はファスナーを付ける上側のみ縫い代0.5㎝、それ以外は縫い代1cmになるので注意しましょう。

20

ショルダー紐を作ります。短い方の生地の片端を1cm折り、アイロンで押さえます。

21

生地を外表に半分に折ります。

22

一度開いて中心に向けて両端を折ります。

23

4つ折りにしたらいったんすべて開き、先に端を折り込んでから畳み直してクリップで固定します。

24

長い方の生地は端を折らずに同様の4つ折りにします。

25

紐の両脇をミシンで縫います。折り込んだ先端は続けてコの字に縫い、それ以外は縫わずに開けておきます。

26

内ポケットを作ります。生地を中表に半分に折ります。

27

縫い代1cmで縫います。ポケットの底に当たる部分に返し口を作ります。

28

余分な角の縫い代をカットします。縫い目の糸を切らないよう注意しましょう。

29

アイロンですべての縫い代を割り、返し口から裏返します。

30

目打ちで角を整えます。

31

アイロンをかけて形を整えます。返し口は本体裏地に縫い付ける際に自然に閉じますが、先に処理したい場合はこの時点で手縫いで纏ります。

32

ポケット口の端から0.5cmのところを縫い押さえます。

33

本体裏地の1枚にポケットを縫い付けます。ポケットは上から6cmの位置に縫い付けます。中心を分かりやすくするために裏地を半分に折って跡を付け、上から6cmの位置に印を付けましょう。

34

ポケットも半分に折って跡を付け、裏地の印とポケット口の中心を合わせます。

35

ポケットの周りを縫い代2mmで縫います。ポケット口の両端は中身の重みで負担がかかるので、三角形に縫い止めて補強します。

36

ファスナーの両側に生地を付けます。スライダーがある方に表地を付けます。表地の裏側の端から1cmに印を付けます。

37

表地の表側とファスナーを向かい合わせ、金具のすぐ外に印が来るように置いて待ち針で固定します。ミシン針が金具につっかえるのが心配な方は、ほんの少し離すとよいでしょう。

38

ファスナーの裏側から裏地を重ね、布端を合わせて固定します。

39

反対側も同様に施します。金具に当たっていないことを確認しましょう。

40

線の上を縫います。

41

生地を外表にしてアイロンで押さえます。

42

端を合わせて固定し、布の際から2〜3mmの位置にミシンをかけます。

43

本体生地にファスナーを付けます。ファスナーと本体生地それぞれの中心が分かるように印を付けます。ファスナーを半分に折り、中心が分かるように上下に斜めに切り込みを入れます。本体生地は半分に折って上のみカットします。

44

表地の表側とファスナーのスライダーを向かい合わせにして重ねて固定します。中心の切り込み同士と生地端をしっかりと合わせましょう。

45

縫い代0.5cmで縫います。

46

裏地を中表に重ねて固定します。

47

表地の裏面を上に向け、縫い目の上を縫います。縫い代0.5cmのまま生地の先端まで縫い合わせます。

48

生地を外表にしてアイロンで押さえます。

49

内側の端から2~3㎜のところを縫います。

50

ファスナーの反対側にも生地を付けます。表地を中表に重ね、中心と生地端を合わせて固定します。

51

縫い代0.5㎝で縫います。

52

裏地を中表に重ね、中心と生地端を合わせて固定します。

53

表地の裏面を上に向け、縫い目の上を縫います。縫い代0.5cmのまま生地の先端まで縫い合わせます。

54

生地を外表にしてアイロンで押さえます。

55

内側の端から2〜3mmのところを縫います。

56

ファスナーの横をカットします。4.5×4cmの紙を用意します。紙とファスナーの中心、生地端と紙の角が合うように置いて紙に沿って線を引きます。

57

線に沿ってカットします。反対側も同様に切り落とします

58

表地同士を中表に重ね、両脇と底の端を合わせて固定します。

59

裏地も同様に合わせて待ち針で固定します。

60

両脇と底を縫い代1cmで縫います。裏地に1か所返し口を作りましょう。

61

縫い代をアイロンで割ります。

62

底のマチを作ります。脇と底の中心を合わせて固定します。

63

縫い代1cmで縫います。

64

裏地にも同様にマチを付けます。

ファスナー横のマチを作ります。脇とファスナー横の生地の中心を合わせ、余分な生地をカットします。

65

表生地の方に短いショルダー紐を端を1cm程出して挟んで固定します。端を折り込んでいる方が下になるように挟みましょう。

66

反対側も同様に生地をカットし、長いショルダー紐を挟んで固定します。

67

生地端から1cmのところを縫います。力がかかるところなので2~3回繰り返して施しましょう。

68

返し口から表に返します。

69

返し口を閉じます。縫い代を1cm内側に折り込んでミシンで縫うか手縫いで纏ります。

70

Dカンを取り付けます。表地の中に裏地を入れ、長いショルダー紐にDカンを付けます。Dカンを2つ一緒に外側から通して5cm程折ります。

71

端を1cm折り込んで固定します。

72

端を縫い止めます。しっかりとさせるために2本かまたは四角形に縫いましょう。生地が厚いので、太い針に付け替えることをお勧めします。

74

短い方のショルダー紐を内側から両方のDカンに通し、下側のDカンの中に入れて引き出します。ここで下側のDカンから出す長さによってショルダー紐の調節が可能です。

75

完成です。

76

3.まとめ

A4サイズの書類やノートもらくらく入る、大きめのファスナー付きショルダーバッグの作り方をご紹介いたしました。通勤や通学、お子様の習い事にはもちろん、1泊くらいであれば旅行としても大活躍すること間違いなしです!

今回は秋冬の定番、シンプルな無地のコーデュロイ生地を使いました。暖かみがあり、柔らかな仕上がりがとても可愛いバッグです。キャンバス生地などを使うとよりしっかりとした作りになります。

表地の裏面に接着芯を貼ります。今回は不織布のそれほど厚みのないものなので全面に貼りますが、厚めのものは縫い代を除いて施しましょう。縫い代を除く場合はファスナーを付ける上側のみ縫い代0.5㎝、それ以外は縫い代1cmになるので注意しましょう。

本体生地にファスナーを縫い付ける際は少々の注意が必要です。表地の表側とファスナーを向かい合わせ、金具のすぐ外に印が来るように置いて待ち針で固定します。ミシン針が金具につっかえて折れるのが心配な方は、ほんの少し離すとよいでしょう。

ファスナー横のマチを作る際に、ショルダー紐を端を1cm程出して挟みます。短いショルダー紐は端を折り込んでいる方が下になるように挟みましょう。縫い合わせる時は、力がかかるところなので2~3回繰り返して施しましょう。

ショルダーはDカンで調節が可能です。長さはお子様や女性の方が使いやすい長さです。身長が165cm以上の方や男性の場合は短い方のショルダー紐を50cmくらいにして長めに作ると良いでしょう。

A4が入る大きめサイズのファスナーショルダーバッグ、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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