作品レシピ
2024年02月17日

100均でも買える薄い円形のシリコンモールドとレジンで作る、クリアな幻想的ホットケーキ

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ホットケーキをモチーフにしたハンドメイドというと、まっさきに粘土を使ったものが思い浮かぶのではないでしょうか。美味しそうな焼き色がついたふんわりたまご色の生地に、琥珀色のメープルシロップがとろり。でも今回はあえてレジンのクリア感を活かし、寒色系の幻想的なホットケーキ作りを楽しんでみました。 

 

どなたでもお持ちであろう、薄い円形のシリコンモールドを用いて作ったコインのようなレジンパーツをホットケーキに見立てます。100円ショップでも手に入るモールドですので、気軽に挑戦できます。 

 

透明だけれどバターもシロップもしっかり乗った、紛れなくホットケーキ!なレジンのチャームの作り方をご紹介いたします。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・平丸形のシリコンモールド(ダイソー等)

・ヤスリ

・クリアファイル

・耐震マット

・竹串

・作家のためのレジン 着色剤(ホワイト、パープル、オーシャン、ブラック)

・調色パレット

・エンボスヒーター

・ピンセット・平ヤットコ(アクセサリー工具セット)

・ピンバイス

・ヒートン

・コーティング液

・輪ゴム

・キーホルダーパーツ

・UV-LEDライト

2.作り方

平丸形の薄い円形のシリコンモールドを使います。

hotcake 01

作家のためのレジンをモールドいっぱいになるように流し、硬化します。

hotcake 02

モールドから取り出します。

hotcake 03

1枚めのホットケーキができました。

hotcake 04

これと同じものをあと2つ作ります。

hotcake 05

ヤスリを用いて角を削り、サイドに丸みを出します。

hotcake 06

小さくカットしたクリアファイルに貼り付けた耐震マットにレジンパーツを固定し、レジンを少量流します。

hotcake 07

竹串の先などで伸ばし、全体に行き渡らせます。

hotcake 08

もうひとつの円形レジンパーツを少しずらして乗せ、硬化します。

hotcake 09

乗せたレジンパーツの上にさらにレジンを少量流します。

hotcake 10

全体に行き渡らせます。

hotcake 11

3枚めのレジンパーツをさらにずらして乗せます。

hotcake 12

次にバターとなるパーツを作ります。クリアファイルにレジンを少量流します。

hotcake 13

作家のためのレジン着色剤のホワイトで色を付けます。

hotcake 14

レジンに着色剤を加え、よく混ぜます。

hotcake 15

乳白色のカラーレジンになりました。

hotcake 16

できたカラーレジンを竹串の先に取り、クリアファイルの上に四角い形を描いて硬化します。この作業を2、3回繰り返してパーツに厚みを持たせます。

hotcake 17

四角いバターパーツができました。

hotcake 18

裏返して耐震マットに乗せて固定し、さらに着色レジンを乗せて硬化します。この作業を2、3回繰り返してさらに厚みを出します。

hotcake 19

次にシロップとなる着色レジンを作ります。調色パレットにレジン液を流し入れます。

hotcake 20

パープルとオーシャンの着色剤を使います。

hotcake 21

パレットのレジン液にお好みの分量の着色剤を加えます。

hotcake 22

調色スティックまたは竹串などでよく混ぜます。

hotcake 23

作家のためのレジン着色剤のブラックを追加します。

hotcake 24

ごく少量出します。

hotcake 25

着色剤をよく混ぜ、少しくすんだ色味にします。

hotcake 26

必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

hotcake 27

レジンパーツにレジンを少量置きます。

hotcake 28

竹串の先で伸ばします。

hotcake 29

バターのパーツを乗せて硬化します。レジンパーツを裏返し、さらに硬化します。

hotcake 30

耐震マットに固定します。

hotcake 31

バターの上にメープルシロップに見立てた幻想シロップを乗せます。

hotcake 32

好みの雰囲気にシロップをかけたら硬化します。

hotcake 33

ピンバイスで穴を開けます。

hotcake 34

レジン液を少量付けます。

hotcake 35

先の細いツールまたは竹串などで穴にレジンを馴染ませます。

hotcake 36

ヒートンを挿し込みます。

hotcake 37

ヒートンの周りにレジンを付けます。

hotcake 38

ヒートンをレジンで埋め込むイメージでレジンを絡め、硬化します。

hotcake 39

コーティングをします。

hotcake 40

パーツ全体にコーティング剤を塗り、硬化します。

hotcake 41

完成です。

hotcake 42

3.まとめ

ホットケーキをモチーフにしたハンドメイドと聞いたら、粘土などで作ったカラフルな作品を思い浮かべる方が多いことでしょう。不透明の黄色の着色したレジンでももちろんそういった雰囲気には近づけられますが、今回はあくまでもレジンのクリアさを全面に出した幻想的なホットケーキを作ってみました。

ホットケーキの本体にするレジンパーツは、薄い円形のシリコンモールドで作ります。コインのような形はいろんなメーカーから出されており、100円ショップなどでも見かける手に入りやすいモールドです。

生地を流してふっくらと焼いたような雰囲気にするため、モールドから出したコイン形のパーツの角をヤスリで擦って丸みを付けます。角がなくなると美味しそうなホットケーキに見えてきます。

バターのパーツは白の着色剤を加えて作ったカラーレジンで作ります。竹串の先に取り、クリアファイルなどの上に長方形を描いて硬化します。何度も重ねては硬化するという作業を繰り返すことで立体感が増し、溶けかかったバターのような姿形に近づきます。

上からとろりとかけるメープルシロップも、あえて琥珀色ではなく寒色系の透明な液体をイメージして幻想的に仕上げました。パープルとブルーで色付けしたカラーレジンにさらにブラックを加えてくすみを出し、大人っぽい趣のある色合いに。レジンならではのホットケーキパーツのできあがりです。

型にとらわれないハンドメイド!ホットケーキはこんがり焼けたイエローばかりではありません。自由な発想でもっともっとレジンアクセサリー作りを楽しみましょう。

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もりもと まきこ
もりもと まきこ
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