石粉粘土で作る簡単ブローチ
作品レシピ
2020年05月17日

石粉粘土で作る簡単ブローチ

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ハンドメイドで使われる粘土と言えば樹脂粘土や紙粘土のイメージですが、最近ではハンドメイドに使われる粘土のひとつとして、石粉粘土が話題です。すごく細かい粉状の石を粘土にしたもので、乾燥する前は柔らかくて、よく伸びます。手につきにくく、扱いやすいので、粘土初心者にもおすすめの粘土です。 

乾燥させると固く、オープンで焼いた陶器や石のような雰囲気になり、色付けなどもしやすいので、さまざまなものに加工できます。 

今回は、石粉粘土とクッキーの型を使って、簡単にできるブローチを作ってみました。 

ジャンル:
粘土粘土

目次

  1. 1.石粉粘土とは
  2. 2.材料・道具
  3. 3.作り方
  4. 4.まとめ

1.石粉粘土とは

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あらためて、ここで石粉粘土について、もう少し詳しくご紹介します。

石粉粘土は、石を細かい粉状に砕き、接着剤などを混ぜて粘土にしたものです。他の粘土と同じように、さまざまな形に加工することができます。

特徴をまとめると…

・やわらかくてのびがよい
・手につきにくい
・固まると強度が出る
・削ったり、着色加工ができる
・軽い

といった、初心者にもおすすめの扱いやすい粘土です。

ここからは、はじめてでも簡単に作れる型抜きブローチの作り方をご紹介します。

まずは、材料から…

2.材料・道具

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・石粉粘土

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・クッキー型

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・のし棒(クレイローラー)

・粘土ベラ

・おはしや竹串など

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・筆

・アクリル絵の具

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・クッキングシート

・マスキングテープ

※今回はパレットの代わりにクッキングシートをマスキングテープで机に固定して代用しました。

こうすると洗う手間が省けますが、あればパレットでもOK!

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・ニス…今回はスプレータイプにしました。刷毛で塗るタイプでもOK!

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・ブローチピン

・ボンド

3.作り方

袋から粘土を出します。

出したては、とても柔らかいので、必要以上に練らなくても扱いやすいです。
硬めの場合は、扱いやすくなるように練ってください。

伸ばし棒でお好みの厚さまで伸ばします。

https://static.croccha.com/contentful/4hjK3jSh0R7WPCkpIJUr4D.jpg

クッキーの型で抜きます。

https://static.croccha.com/contentful/7mjgY6w8UP7SqZDyRkOYsr.jpg

好みの型がない場合は、紙に書いて切り取り、粘土の上に置いてヘラで周りをなぞるようにカットします。

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周囲がけば立っているので、指で軽くなぞるように整えます。

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お好みでヘラや竹くしなどで模様を付けます。

https://static.croccha.com/contentful/2NpxFnXMMA5y8Xrx0jgeEm.jpg

2日ほど乾燥させます。表面が白っぽく、湿ったところがなくなるところまで乾燥させてください。

粘土が残った場合は、ラップに2重くらい包んで、ジップロックにいれて保管することで、乾燥を防ぎます。

アクリル絵の具で色を付けます。

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今回は、クッキングシートをマスキングテープを使って机に貼り、パレット代わりにしました。洗う手間が省けて便利ですが、水分を多くすると流れることもあるので、気を付けてください。

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塗れたら、乾かします。

乾いたらニスを塗ります。

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今回は、つや出しニスを上からスプレーしました。
ニスを塗る時は、しっかり換気してください。

ニスが乾燥したら、裏面にボンドでブローチピンを付けます。

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完成です。

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4.まとめ

紙粘土よりもべたつきにくく、とても扱いやすかったです。袋から出してすぐは、とてもしっとりとしていて柔らかく、形成もしやすかったですが、少し経つと少し硬めになるので、使わない粘土はラップなどにくるんでから、ジッパーのついた袋で密閉して保管することをおすすめします。

ニスが乾くと、焼いた陶器のようになり、手軽で簡単なのに、おしゃれな質感を楽しめる石粉粘土。今回は、色を付けましたが、転写シールなどでデコレーションしてもいいですね。あえて表面をでこぼこにしたり、型を使わずに自由に形成したり、楽しみ方は無限大です。ぜひ、一度挑戦してみてください。

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irori07
9歳の女の子のママです♪ 最近は、粘土にはまっていて、親子で楽しめる作品を中心に投稿していきたいなと...
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