目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
キラキラと輝く天然石のような宝石せっけん。SNSなどでも話題になり、本物の宝石のような煌びやかさが魅力です。ワークショップもよく行われており、キットのついた本なども発売されています。一見難しそうにみえますが、コツをつかめば簡単に作ることができます。好きな色や形のオリジナル鉱石が作れるなんてワクワクしますよね。
今回は、100均のシリコン型を使って作り方やコツをご紹介します。
・グリセリンソープ(MPソープ)
・香料
・着色料・色チップ
・マイカ、化粧品に使われるラメなど
・耐熱容器(紙カップ)
・割りばしや耐熱のスプーン、マドラーなど
・ナイフ
・シリコン型
・無水エタノール(薬局で手に入ります。なくてもOK)
→スプレー容器に入れておきます。
●グリセリンソープを溶かす
グリセリンソープを溶けやすいように小さめにカットします。
角砂糖サイズかそれより小さめがおすすめです。
耐熱容器に入れて、電子レンジへ。
少ない量の場合は、紙コップで代用OK!
500W~600Wで10~20秒ずつくらい様子を見てください。
※溶け切ると一気に溢れます。はじめは少しづつ様子を見ることがポイントです。
溶けた石鹸はとっても熱いので、気を付けてください。
※溶けた石鹸は思った以上に早く固まります。特に、気温が低い場所で作業をする場合は固まりやすいので、手早く作業してください。
泡ができてしまった場合は、無水エタノールをスプレーすると少し落ち着きます。
着色します。
今回は石鹸用の着色料を使用しました。
1滴ずつ様子をみます。
あえてムラを残すのもおすすめです。
今回は、まず赤の着色料をまぜたものを作りました。
今回は、よく混ぜています。
香料を入れます。
石鹸容量に対して0.5~1%が目安。
※香りをつける際の注意点!
・実際に石鹸として使用する場合には、お肌に優しい香料を選ぶことも大切です。石鹸やコスメ用のフレグランスオイルもあり、ネットストアなどでそろえることもできます。
・精油を利用する場合は、刺激の少ないラベンダーやイランイラン、ローズマリー、カモミール、レモン、ユーカリなどがおすすめです。精油には様々な効能があるので、気分によって香りを選んでも良いですね。
台を使って型を斜めにしておきます。
そこに色と香りを付けたせっけんを流します。
今回は、半分くらい流しました。
表面が固まるまで待ちます。
待っている間に次の色を作ります。
再び石けんを溶かしたら、マイカ(ゴールド)を混ぜます。
よく混ぜます。
シリコンは斜めのまま、赤の石鹸の上に流します。
7~8分目くらいまでが目安です。
最後は白色のせっけん用チップを一緒に、透明のグリセリンソープを溶かします。
シリコンは平らに置きなおし、先ほどのマイカを混ぜた石けんの上に流します。
固めます。
今回は、固めている間にもう一種類。
溶かしたせっけんに青の着色料と化粧品用のラメ(シルバー)を混ぜ、1段目に流します。
その上に固まりかけた白い石けんをぐるぐる混ぜてフレークにしたものをのせます。
最後に紫の着色料で色を付けて、あまり混ぜずにムラを残し、型に流しました。
両方固まったら型から外します。
お好みの形にカッターでカットします。
カットの仕方に決まりはありません。
表面は、斜めにそぐようにカットするのがコツですが、思い思いにカットする方が、意外と鉱石に近づきます。
お好みの形にカットできたら完成です。
保管する際は、湿気に弱いので、ラップにくるんで保管します。あれば、無水エタノールをスプレーしてからラップしてください。高温多湿を避けて保管することをおすすめします。
使用する前に、少量でパッチテストをしてからお肌に異常が出ないか確認してください。
使うのがもったいないような、キラキラとかわいいせっけんに仕上がりました。香料を入れたことで香りも楽しむことができ、手を洗うとほんのりと残る手の香りにも癒されます。
色やマイカをお好みで変えたり、割合を変えることで、自分だけのオリジナルせっけんも楽しめますよ。
表面を少し濡らすことでより表面が輝きます。できた宝石せっけんをSNSなどに上げる際は、濡らしたり、ラップと巻いてキラキラ感を増し、撮影してみてください。