キルトのコースターの作り方
自宅用に、プレゼント用に、カフェショップの販売用にと、過去十数年の間にコースターはおそらく50種類以上作っていますが、その中で最も愛されているであろうものが、実家で使われている4枚セット。
毎年帰省するたびに「まだ現役なんだ」と話題になります。
柄入りと無地のコットン生地の間に薄手のキルト芯を挟んでぐるぐると迷路のようにキルティング加工したもので、昨年冬の帰省時にはちょうど10年を迎えていました。
キルト芯を挟んでいるのでほんの少しふかふかで、グラスやマグを置く時に安心感があります。
そして生地だけのコースターより吸水性がうんと高いので、氷入りの飲み物を長時間放置してしまっても溜まった水滴がテーブルまで浸みません。
母によると、洗濯してもすぐ乾くそう。
私も欲しいなあ、と思っていたので、ぐるぐる迷路のキルト加工にぴったりのギンガムチェックの生地を買ってさっそくコースター作り!
キルト芯を重ねるところと仕上げのキルティング以外は基本のコースターの作り方と同じく、とても簡単です。
編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在も身近な素材と簡単な方法を用いた手作りのある生活を楽しんでいます。長らくペーパークラフト一辺倒だったので、ただ今少しずつリハビリ中。毛糸や布に囲まれる暮らしの心地よさを改めて満喫しています。