目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
『おゆまる』をご存知ですか?開封時は、やや硬い棒状のものですが、80度ほどのお湯につけてしばらく置くと、自由自在に変形できる柔らかさになるのが特徴のプラスチック粘土です。私も子どものころに駄菓子屋さんや文房具屋さんに置いてあるのをよく見かけ、購入してよく遊んでいました。
最近では100均でも手に入り、手軽に楽しむことができるハンドメイド材料としても話題になっています。カラフルな色合いとちょうどよい透明感が、フェイクのドロップやグミ、金平糖などを作るのにもってこいの素材ですよ。また、型取りにもおすすめで、レジンなどの作品を作るモールドをこの『おゆまる』で作ることもできます。
セリアやダイソーには類似品も置いてありますが、使い方はほとんど同じです。完成品は、レジン作品によく似ていますが、レジンに比べると透明感では劣ります。しかし、作ってる途中に液がこぼれたり、べたつく心配もなく、また道具も少なくて済むところは『おゆまる』のおすすめポイントです。
お湯から取り出してすぐは熱いですが、そこを気を付ければお子さまでも楽しめますよ。今回は、ダイソーの商品で簡単なドロップを作り、ヘアピンに加工してみました。着色も不要で、とてもかわいい色合いのドロップになりますよ。
・おゆまる、おゆプラ、イロプラなど
・ドロップ型のモールド
・ヘアピン
・ボンド
・耐熱カップ
・割りばし
カップに80度以上のお湯を注ぎます。
その中に『おゆまる』を入れます。
3分ほど待って取り出します。
ふにゃっと柔らかくなっています。水気をふき取ってください。
柔らかい間に、型に入れます。
割とすぐに触れる程度の熱さになりますが、気を付けて作業してください。
冷めてくると硬くなって扱いにくくなりますが、硬くなったらもう一度80度以上のお湯につけると柔らかくなります。何度でもやり直しができるところも『おゆまる』のメリットですね!
違う色でも作ってみます。
白で作るとハッカドロップみたいで可愛いですよ。
すぐに固まるので、白を型に入れたときには、水色を取り出すことが出来ました。
柔らかくなった色同士を混ぜることもできます。
白をいろんな色と混ぜると、パステルっぽくなっておすすめです。
混ぜてる間に硬くなるので、できた色はもう一度お湯につけると扱いやすくなります。
固まったドロップの周りをハサミでカットして整えます。
ドロップ型のパーツが仕上がりました。
なんだか美味しそうですね。
今回は、ヘアピンにしたいので、ヘアピンの台座部分にボンドを出します。
ドロップをのせます。
今回は1つのピンにドロップ2個のせるので、ちょっと端に寄せてのせています。
ボンドが乾いたら、完成です。
そのまま作ったものは、ほどよい透明感がリアルに仕上がり、白を混ぜたものはゆめかわカラーでとても可愛く仕上がりました。今回は、ドロップにしましたが、他の形のキャンディやグミなどアイディア次第でいろんな作品に変身しそうです。また、『おゆまる』は、丸めるだけでスパーボールのようにもなるようなので、お子さまの自由研究などにも役立ちそうですね。
リーズナブルで簡単に扱えるところも、嬉しいポイントです。私も『おゆまる』のとりこになり、いろんな作品が作りたくなりました。今後も、型取りなどいろんな方法に挑戦していきたいと思います。
今回のようなフェイクフードを作る場合、思った以上にリアルに仕上がるので、小さなお子様の誤飲にはくれぐれもご注意ください。