夏休みの自由工作に!秘密の材料とレジンで作るシーグラス風ランプシェード
作品レシピ
2023年07月13日

夏休みの自由工作に!秘密の材料とレジンで作るシーグラス風ランプシェード

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いよいよ夏休み!夏休みと言えば海水浴、花火大会、そしてお盆など、楽しいことがたくさん待っていますよね。でも学生のみなさんにはそんなイベントや行事ばかりではなく、宿題や自由工作などやらなければいけないこともたくさんあります。 

 

その中でもついつい後回しになりがちなのが、自由工作。「まだ何を題材にするか、決まってないよー!」というみなさんへ、今日は自由工作にピッタリなランプシェードの作り方を紹介いたします。 

 

今回のランプシェードは、好きな形のシリコンモールドとレジンでシーグラス風のパーツをどんどん作るところから始まります。シーグラスとは、海岸や湖のほとりで見つけることができるすりガラスのような色合いの石のようなもの。「海のガラス」、または「浜辺の宝石」と呼ばれることもあります。割れた瓶やガラスなどの破片が長い年月をかけて波に揉まれ、角が丸くなり美しい形に生まれ変わったものの総称です。 

 

ランプシェードに貼り付けるレジンパーツは通常の方法で作りますが、その後あるものを使うと簡単にシーグラス風のパーツに生まれ変わります!お好きな形のシリコンモールドやおなじみの封入材で作ったレジンパーツにすりガラス風の加工を施し、自分だけのシーグラスをたくさん作りましょう。 

 

そして出来上がったシーグラス風のパーツをどんどんランプシェードに貼り付けて完成させます。レジンを使うプロセス以外の作業には特別な道具や材料は必要なく、お子様だけでも安心して取り組めるレシピです。接着剤も使わないので、乾燥時間もありません。夏休み自由工作に最適のプロジェクトです。 

 

いつものレジンパーツをシーグラス風に変える秘密の材料のご紹介を含め、夏休みの宿題にぴったりのランプシェードの作り方を詳しくご説明いたします。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

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・作家のためのレジン

・crocchaオリジナル UV-LEDライト mini 36W

・両面テープ

・LED マットコーティング

・LED CANDLE COLOR FLAME TYPE

・綿棒のケースなど(LEDキャンドルライトが入る大きさなら何でも可)

・トレーシングペーパー

・鉛筆

・定規

・ハサミ

・作家のためのレジン着色剤

・オーロラフィルム 鉱石 10色セット ケース1

・クラッシュ ホログラム 12色セット

・ビーズ

・シリコンモールド 円 丸 平面 8サイズ サークル

・3Dフラワー 立体お花 シリコンモールド 3つセット

・シリコンモールド 水面ストーン 結晶

・シリコンモールド 宝石 鉱石 22種

・貝殻 シェル 10種 シリコンモールド

2.作り方

トレーシングペーパー、LEDキャンドルライト、透明または半透明のカップ状の入れ物、鉛筆、定規、そしてハサミを用意します。入れ物はLEDキャンドルが入るサイズであれば何でもOK。ここでは綿棒の空ケースを使用します。ふたは要りません。

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トレーシングペーパーの長い辺を横向きにして置き、下の部分に綿棒のケースを当てます。綿棒のケースの高さに合わせて鉛筆で線を引きます。今回私は下から8cmのところに線を引きました。

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線に沿ってハサミで切ります。

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綿棒のケースに1周くるっと巻きます。巻いた時に重なり合う部分が1cm程度になるように余分なトレーシングペーパーをカットします。

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トレーシングペーパーに両面テープを貼り付けます。

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テープの台紙を剥がして綿棒のケースにくるっと巻いて貼り付けます。土台の完成です。

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次に土台に貼り付けるレジンパーツを作ります。使用するシリコンモールドの形や中に入れるパーツは自由自在!今回私は鉱石や貝殻のデザインのモールドを選びました。

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レジンパーツには、作家のためのレジン着色剤で色を付けるのも良し。ラメグリッターやホログラム、ビーズ、ドライフラワーなどを使っても素敵な作品に仕上がります。自由に組み合わせを楽しみましょう。

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砂辺で見つけたシーグラスのようなレジンパーツに仕上げる秘密は、最後にLEDマットコーティング液を使うこと。パーツをマットにすると、雰囲気がまったく変わるのです。

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LEDマットコーティング液を塗布する前と後の違いを比較してみましょう。コーティング前はツヤツヤで、光をピカッと反射します。

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LEDマットコーティング液を塗った後はどうでしょうか。光沢が鈍くなり、すりガラスの雰囲気に。まさにシーグラス風のレジンパーツになりました。

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LEDマットコーティング液を塗布する前と後では、封入したホログラムの見え方もかなり違ってきます。コーティング前は中身がくっきりと透けて見えますので、ホログラムのキラキラ感もダイレクトに伝わります。

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LEDマットコーティング液を塗った後は表面が曇り、やや不透明な印象に。ツルツルのガラスが擦れたような雰囲気になりました。

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レジンで固めて作った貝殻パーツはどうでしょうか。

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マットなテクスチャーになり、より海で拾って来たような印象になりました。

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大きさや形が異なるパーツを作ります。ここでは80個作りました。

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LEDマットコーティング液でコーティングしたパーツの裏に両面テープを貼り、土台に接着します。バランスよく、どんどん並べてケースの表面を埋めましょう。

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全面に貼り終えたらランプシェードの完成です。LEDキャンドルライトの電源をONにして中に入れましょう。

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今回はセリアで購入した4色に点灯するキャンドルライトを使用しました。

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他にも色んな色合いのLEDキャンドルライトが手に入ります。お好みの色味を見つけたり、ランプシェードの雰囲気に合わせて選んだりと、ハンドメイドランプシェード作りを楽しみましょう!

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3.まとめ

夏休みの工作にぴったりの、レジンで作るシーグラス風ランプシェードのレシピをご紹介いたしました。パーツの貼り付けには接着剤ではなく両面テープを使用しますので、組み立ては比較的簡単。そして乾かす時間も要らないので、短時間で仕上げることができます。その分、パーツ作りをじっくりと楽しめます。

クロッチャショップでは、選ぶのが楽しくなるくらい種類豊富なシリコンモールドや封入材が揃っています。鉱石、貝殻、お花の形…さまざまなデザインのモールドを使ってバラエティ豊かなレジンパーツを作りましょう。

作ったレジンパーツを海辺で拾い集めたシーグラス風に仕上げる秘密は、LEDマットコーティング液を使用することです。ひと塗りして硬化するだけで、荒波で揉まれて表面が擦れたガラスのような、まさにシーグラス風のパーツに変身!実際には浜辺に落ちていない、自分だけのシーグラスが作れるというわけです。

ランプシェード作りのためにすべてのパーツを新たに作り出す必要はありません。過去に制作して使わなかったものや、欠けたり失敗したものなど、これまで取っておいたパーツを再利用するよい機会でもあります。いずれもマットコーティングを塗るだけでランプシェードにぴったりなシーグラス風のパーツに生まれ変わります。

夏休みの自由工作に何を作ろうか悩んでいるみなさん、世界にたったひとつだけのシーグラス風ランプシェードはいかがでしょうか。夏の思い出に残る自由工作を作って、楽しい夏休みが過ごせますように!

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絵里奈
絵里奈
レジン歴5年目⸜🌷︎⸝‍ ドライフラワーとレジンを使った作品作りが 大好きな主婦です🥰 本物のお...
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