目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ゲージの確認のために作った10x10cmのアクリル毛糸のスワッチを、ディッシュクロスにリメイクしました。
日本でアクリルたわし、エコたわしと呼ばれるものです。
実は私、このたび初めて使ってみたんです。
台所用のスポンジなんて高いものではないし、使い勝手もそう変わらないのではないかと思っていましたが、違いました。
ざるの隙間やお鍋のふたのつまみの周りなど細かいところにも行き届くし、なによりウワサ通り、軽く擦っただけで茶渋が面白いほどよく落ちるのです!
もっと早く出逢いたかった、エコたわし。
スワッチのまわりをぐるりと編んでリメイクしたのが気に入ったので、色違いで追加しちゃいました。
・アクリル毛糸
・かぎ針
・糸切りばさみ
・とじ針
細編みのスワッチの作り方はこちら。
最後の段の最後のひと目を編み終えたところで、毛糸を切らずに続行します。
くさりをひとつ編みます。
側面の段と段の間に細編みを入れます。
分かりにくい場合は、少し横にひっぱると穴が現れます。
ひとつめの細編みが入りました。
同様に隣の段の隙間に細編みを入れます。
3つめの細編みが入ったところ。
最初の編み目(いちばん右)は、角を曲がるために入れたくさり編みです。
どんどん細編みを入れていきます。
側面の最後の細編みを入れたら…
角を曲がるためのくさりをひとつ編みます。
90度回転させて、次の辺を編みます。
スワッチで言うと下の部分、最初のくさり編み12目に当たります。
こちらは側面と違ってどこに編み入れるか一目瞭然です。
そのまま続行しても構いませんが、もしもここで最初の糸端の始末がまだされていなかったら、とても良いトリックがあります。
こうやって糸端を編み目と並行にピンと張って揃えて…
編み包んでしまうのです。
3、4cm編み包んだら切ってしまいます。
角まで来たら、くさりをひとつ編んで次の辺(側面)へ。
3辺編み終えて、右上の角に来たところ。
ここでストップしようと思います。
フックにかけるためのループをくさり編みで作ります。
お好みの長さになったら、くさりの根元の目にかぎ針を入れて、毛糸をひっかけて…
引き出します。
余裕を持たせて糸をカット。
糸端を完全に引き出します。
糸端を処理します。
とじ針に通して…
2、3cm潜らせます。
逆方向にも走らせて補強。
ループ付きのアクリルたわしができました!
そのまんまでもいいけれど、まわりをぐるりと編み囲むとフィニッシュ感が出て完成度も高まることがあります。
コースターやブランケットなどが良い例です。
消耗品のエコたわしだけれど、まわりにステッチを入れてループも付けて、大満足。
なによりスワッチを実用品に変身させられたのがうれしいです。
茶渋もよく落ちるエコたわし。
かぎ編みの練習やゲージの確認のあとにぜひ!