完全に開くから中身が一望できる!ころんと可愛い丸型巾着袋の作り方
作品レシピ
2024年06月15日

完全に開くから中身が一望できる!ころんと可愛い丸型巾着袋の作り方

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袋口が広くて使い勝手の良い巾着袋を作りました。絞った口が完全に開いて本体生地がフラットな底のようになるので、中身が一度に見渡せて必要なものが取り出しやすい設計です。 

 

旅行時のメイクポーチ代わりに、こまごまとしたハンドメイド素材や小さなツール類の収納袋にと、使い道はいろいろ!サイズや生地を変えてたくさん欲しくなってしまう巾着袋です。 

 

通常の巾着袋と違ってまん丸にカットした布地から始めるので、ミシンでの曲線縫いが必要です。お得意でない方も、ゆっくりと針を進めれば確実にきれいに仕上げられます。 

 

曲線部分はあるものの、比較的簡単に短時間で完成させられるまん丸巾着袋。お好きな色柄の生地を使って一緒に作ってみましょう! 

ジャンル:
ソーイングソーイング

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・生地3種類(コットンやリネンなどお好きなもの)

・紐

・紐通し

・仮どめクリップ

・ミシン

・ミシン糸

・定規

・裁ちばさみ

・糸切りバサミ

・印つけペン

2.作り方

生地を裁断します。本体の生地は、直径26cmの円形にカットします。表地と裏地の2枚を用意します。紐通しの部分の生地の寸法は、24x6cm。これも2枚用意します。

drawstring 01

紐通し部分の生地の短い方の辺を2つ折りにします。

drawstring 02

押さえミシンをかけます。

drawstring 03

生地を縦に半分に折ります。

drawstring 04

中心が分かるよう、ハサミでカットを入れます。

drawstring 05

表生地を中表に置き、紐通し部分の生地に布端を合わせてクリップで固定します。

drawstring 06

その上に裏地を中表に置きます。

drawstring 07

クリップで固定します。

drawstring 08

返し口を残して縫い代0.7㎝で縫います。

drawstring 09

縫い代にハサミで切り込みを入れます。

drawstring 10

返し口から生地を表に返します。

drawstring 11

押さえミシンをかけます。

drawstring 12

紐通し口から紐を通せば…

drawstring 13

完成です。

drawstring 14

袋口が完全に開くので、中身が見やすく使い勝手が良いのが特徴です。

drawstring 15

紐が長いので、リボン結びをすると可愛くコンパクトにまとまります。

drawstring 16

3.まとめ

比較的作りやすく短時間で完成させられるので、巾着袋はソーイング初心者さんにも人気です。なにより使い道いろいろで、いくつあってもうれしいのも巾着袋。長方形の生地を2枚縫い合わせることが多いと思いますが、今回はまん丸にカットするところから始めてみました。

このレシピで作れる巾着袋の最大の特徴は、袋が完全に開くこと。本体生地全体がフラットな底の部分になるので、こまごまとしたものを収納しても大変見やすいのが利点です。旅行の際のメークポーチや、ハンドメイドなどの趣味で使う小さな材料や道具類を入れるのに最適です。

長方形の布を縫い合わせる巾着袋作りでは直線のみですが、今回のように円形の布で始めると曲線縫いの必要があります。ミシンで曲線を縫うのが難しいと感じられる方や、ガタガタとした縫い目になってきれいに仕上がらないと苦手意識を持たれる方も少なくないことでしょう。

ミシンでの直線縫いのコツは、ゆっくり慌てず少しずつ針を進めること。ひと針ひと針ていねいにミシンを進めていくと、なめらかな曲線の縫い目になり、仕上がりがきれいになります。

中身が一度に見渡せる、便利な丸形巾着袋。設計上長めになる紐は、リボン結びにすると見た目も可愛くコンパクトに持ち運べます。実用的なのでいろんなサイズでたくさん欲しい巾着袋。ソーイングを始めたばかりの方には、曲線縫いの練習としてもおすすめです。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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