ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違い
基礎テクニック
2020年02月18日

ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違い

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素材として使われるお花や植物には、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)などがあります。 

それぞれの特徴についてご紹介いたします。 

 

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目次

  1. 1.ドライフラワー
  2. 2.プリザーブドフラワー
  3. 3.アーティフィシャルフラワー(造花)
  4. まとめ

1.ドライフラワー

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ドライフラワーは生花を乾燥させたものです。
乾燥させる方法としては、

・風通しの良いところに吊るし自然乾燥させる
・機械で乾燥させる
・シリカゲルで乾燥させる

などの方法があります。水分を抜いているため、乾いていて硬い感触があります。

Q.ドライフラワーにも寿命があるの?
A.空気に触れる状態でしたら大体半年〜1年くらいです。

Q.長持ちさせるための手入れのコツは?
A.ドライフラワーは湿気に弱く、湿度が高い場所で保管しているとカビがわく原因に。保管は乾燥材と一緒にするとよいでしょう。


2.プリザーブドフラワー

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プリザーブドフラワーは生花を保存加工(プリザーブド加工)したお花のことを言います。

生花と比べても遜色のない、瑞々しい質感と柔らかさがあり、保存状況が良ければ長期間きれいな色を保つことができます。また、生花では表現できない色を出すことも可能です。
また、加工しているため、生花より値段が高めです。

Q.プリザーブドフラワーにも寿命があるの?
A.湿気や直射日光には弱いですが、正しく保存をすれば数年間美しさを保つことができます。

3.アーティフィシャルフラワー(造花)

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本物の花ではなく、生花をリアルに表現した造花のことです。

「造花」には、「アートフラワー」や「シルクフラワー」や「フェイクフラワー」などなど、いろいろな呼び方がありますが、これらの呼び方を統一した呼び方にしようと、「日本アーティフィシャルフラワー協会(JAFA)」と花材メーカー「東京堂」が2002年に「人工的なお花」=「アーティフィシャルフラワー」とその名前を世の中に広めました。

https://static.croccha.com/contentful/6iiCOir061b6gckBsZ5kLW.jpg

ポリエステルやポリエチレンといった素材で作られており、枯れることはありません。
また、生花ではないため香りなどはありません。
年々クオリティも向上しており、生花では出せない高い耐久性で人気があります。

まとめ

さて、今日はドライフラワー、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーについてご紹介いたしました。
それぞれの特徴にあわせて、ハンドメイドを楽しみたいですね!

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