目次
- 1.レッスンバッグ生地選びのコツ
- 2.材料・道具
- 3.作り方
- 4.まとめ
入園・入学時に必要なグッズとして指定されることも多いレッスンバック。長く使えて、入園・入学が楽しみになるようなバッグを見つけたいですよね。
市販品もたくさん売っていますが、なかなか好みのものに出会えなかったり、キャラクターものは成長と共に飽きがきたり、指定の大きさのものが売られてないこともしばしば…。
しかし、いざ作るとなると難しいイメージがあったり、材料を揃えるのが面倒だったり、なかなかハードルが高いよう方もいるかと思います。
そんな時には、手芸店で販売されている便利な制作キットがおすすめです。
初心者向けの簡単でわかりやすいものが多いので、一度キットで作ってしまえば、生地を変えて作ったり、アレンジもしやすいのではないでしょうか。また、レッスンバッグは直線縫いも多く、初めての方にも作りやすいです。
ここでは、手芸店で購入した簡単なキットを使って詳しい作り方を解説します。
材料や作り方に進む前に、自分で生地を選びたい方へ、生地選びのコツをご紹介します。
レッスンバッグは、お道具箱や絵本など、重みのあるもを入れることも多いので、なるべく丈夫な生地を選んでください。
定番は、キルティングです。合わせた生地の中に綿が入っており、表地裏地どちらでも使えますが、裏生地を付けなくても作れます。
分厚く強度も高く、その割にミシンでも扱いやすいため、レッスンバッグに最適です。
綿やリネン生地は、デザインや色も豊富で、選択の幅が広がります。
キルティングに比べると1枚では強度は弱いですが、なるべく厚めの生地を選び、裏地や接着芯を使うことで強度もあがります。
2つ以上の生地を組み合わせて使うことで、他にはない自分だけのレッスンバッグを作ることもでき、おすすめです。
今回は、キットについていた綿の生地を使って裏地付きのレッスンバッグを作ります。
・生地A柄…73㎝×48㎝(1枚)
・生地B無地…73㎝×48㎝/27㎝×48㎝(各一枚)
・持ち手テープ…46㎝×2本
・まち針
・縫い針
・糸
・ミシン
・たちばさみ
・糸きりばさみ
・チャコペン
・型紙
生地を裁断します。
生地を材料通りの大きさにカットします。
今回は、柄生地73㎝×48㎝を1枚、無地生地73㎝×48㎝を1枚(小)・無地生地27㎝×48㎝(大)を1枚用意しました。
次に柄生地に無地生地(小・底布)を縫い付けます。
無地生地(小)を横長にして置き、上下1・5㎝を織り込みます
アイロンで型を付けます。
柄生地の中央に重ね合わせて、端から3㎜のところを縫います。
持ち手を取り付けます。
袋の口の中心をまたいで、左右バランスの良い場所に持ち手テープを縫い付けます。
端から1.5㎝を縫います。
無地(大)と柄生地を中表にして重ねます。
端から1.5㎝を縫います。(入れ口)
次に縫い代を開きます。
アイロンをあてておくと作業しやすいです。
表と裏の入れ口通しを合わせて重ね、脇線を縫います。
脇線(端より1.5㎝)を縫ってください。
返し口10㎝は縫わずに開けておきます。
表と裏のマチを縫います。
柄・無地それそれの脇線の縫い代を開きます。
底の中央線と脇線を合わせてマチ部分を縫います。
写真を参考に左右が4㎝になるラインを縫います。(1枚ずつ)
アイロンをかけながら作業すると作りやすいです。
表と裏のマチ同士を合わせます。
脇線を内側にして、表と裏のマチ同士を合わせたら、縫い合わせます。
マチの縫い目より上にならないように縫い合わせてください。
表に返します。
返し口から表側を引き出します。
返し口をまつり縫いで閉じて完成です。
アイロンをあててしわを伸ばします。
袋口を一周縫うと仕上がりがきれいになります。
いかがでしたか?
ソーイング初心者でも思った以上に簡単にできます。
手作りすることで、いろんなテイストのバッグを作ることができます。兄弟で色違いにしたり、大きさを変えてママのポーチとおそろいの柄にするのも素敵ですね。
また、手作りしてもらったレッスンバッグに愛着もわき、通園や通学がより楽しくなるのではないでしょうか。ぜひ、お子さま好みのレッスンバッグを作ってみてください。