目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
キャンドルの素材であるワックスを溶かしてアレンジするアロマサシェ。溶かしたときにお好みの香りをつけると、火をつけずに置いておくだけで香りを楽しむことができます。香りだけでなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、ドライフルーツなどで飾ることで、見た目も華やかにインテリアとしての存在感も魅力的です。
色や形、飾りを変えることで季節やイベントにあったサシェを作ることもでき、何度も作りたくなるような魅力もあります。今回は、基本的なアロマサシェの作り方をまとめながら、春向きの色付きサシェをご紹介します。ぜひ、手作りアロマワックスサシェを玄関やトイレ、クローゼットなどに飾って、アロマの香りに癒されてみませんか?
・ワックス…約30g
※ワックスは主にソイワックスと蜜蝋を同量ブレンドしたものを使われることが多いです。蜜蠟の代わりに、パラフィンワックスで代用もできます。最近では既にブレンドされたワックスも販売されており、非常に便利です。今回は、単体で溶かすだけのブレンドワックスを使用しています。
・着色スティックやオイルクレヨン、パステルなど(着色に使用します)
・ドライフラワーやプリザーブドフラワー
・シリコン型
・お鍋(ホーロー鍋)
※直接使う場合は、調理用とは別の専用のものを用意してください。
・湯煎する場合は耐熱ボウル
・耐熱プラスチックカップまたは紙コップ
・アロマオイルや精油
・割りばしや耐熱マドラー
・紐
・あればハトメ
・ピンセット
ワックスを溶かします。
大きなワックスは小さめに割り、耐熱ボウルなどに入れて湯せん、もしくはお鍋に直接入れて溶かします。今回はホーロー鍋に直接ワックスを入れて弱火~中火で軽く混ぜながら溶かしました。
耐熱の温度計がある場合は、80℃以上にならないように気を付けてください。
※火が強すぎると焦げたような色が付き、200℃を超えると引火するので、作業中は目を離さないでください。
溶けました。
溶かしたワックスに色を付けます。
今回は紙コップに移して作業をします。
クレヨンをはさみで小さくカットしていれ、混ぜます。
細かく削るように入れると溶けやすいです。
クレヨンが溶けるまでよく混ぜます。
精油を入れて混ぜます。
温度が高いと香りが飛ぶので、少しだけ冷ましてから入れます。
(耐熱の温度計がある場合は60℃を目安に)
冷ましすぎると固まるので気を付けてください。
10~20滴ほど入れます。
ただし、強い香りが苦手な方は、少なめに調節してください。
※安いフレグランスオイルは分離することがあるので、精油や質の高いものを使用してください。
型に流します。
表面に膜が張って白っぽくなってきたら、お花を配置します。
今回は、春をテーマに桜のようなイメージで、薄いピンクのアジサイを中心に選びました。
※熱いので、ピンセットやわりばしを使い、素手で作業しないでください。
早すぎると沈んでしまいますが、ワックスが固まりすぎると作業がしにくいので、膜が張り出したら手早く作業して下さい。
作業を始める前に配置を決めておくと、スムーズにできます。
すべて配置できたら、固まるまで放置します。
完全に固まったら型から外し、紐を通して完成です。
穴にハトメをとりつけてから紐を通すと、強度が上がります。
型やワックス、お花は100均でも購入でき、手軽に材料を揃えることができます。型は、牛乳パックなど身近なもので代用OK。簡単にできて、見た目にも華やかなので、プレゼントにもおすすめです。
春のポカポカ明るいお花のイメージで、季節を楽しむサシェを作って、ふんわりと優しい香りに癒されてみませんか。