作品レシピ
2022年05月26日

レジンにラメ入り固形絵の具を閉じ込めよう!100均の水彩パレットで夏のキラキラ&ニュアンスレジン作り

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レジン液の色付けには通常レジン用の着色剤を用いていますが、もっと身近なアイテムでちょっと変わった効果も狙えます。ネイル用の水彩パレットを使った、水彩固形絵の具を閉じ込めたレジン作品のご紹介です。 

 

ここで使うのは、粒子の細かいラメが入ったメタリック調の水彩固形絵の具です。パールのような鈍い光沢を放ち、太陽の当たり方によって煌めきが変化するタイプ。キラキラ感が楽しめるので、夏のアクセサリー作りにぴったりです。 

 

ラメ入り固形絵の具は画材として売られている高品質のものもありますが、ここでは100円ショップで購入できるネイル用のパレットを使用しています。気軽に揃えられるので、すでにレジンクラフトを楽しまれている上級者さんにも、これから始めたいという初級者さんにもチャレンジいただける内容です。 

 

作り方の詳しいご説明です。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・水彩パレット

・ネイル用の筆(水彩絵具用可)

・モールド

・レジン液

・UVライト

・マスキングテープ

・平やっとこ

・エンボスヒーター

・レジンコーティング剤

・ピアス

・ジェルネイル ラメ

2.作り方

マスキングテープでモールドについたホコリを取ります。

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モールドに透明のレジン液を少量入れます。

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モールドを傾け、レジン液をモールドの底全体に広げます。

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爪楊枝などで気泡を取ります。

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レジンが全体に行き渡っていることを確認したら、60秒硬化します。

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ジェルネイル用のマットコートを表面に塗ります。マット仕上剤であれば、ジェルではなくレジン用でもOKです。レジンに直接水彩絵の具をのせても水を弾いてしまうので、必ずマットコートを塗りましょう。

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マットコートはモールドに付くと取れにくいので、できるだけ側面につかないよう、レジンの表面にだけ塗りましょう。全体をマットにできていれば大丈夫。塗りムラがあっても問題ありません。

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もう一度60秒硬化します。

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水彩絵の具、水、筆を用意します。筆にたっぷりの水を染み込ませます。

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使いたい色のパレットに水を乗せて混ぜます。

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筆に絵の具がしっかり染み込んだら…

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レジンの上にトントンと乗せます。ちょっと濃くなったかなという時は、水を垂らしましょう。

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ある程度絵の具が乗ったら乾かします。

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しっかり乾いているか確認したら、空いているスペースに緑の絵の具を乗せます。

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乾かします。

色をさらに濃くしたい時は、そっと叩くように絵の具を乗せます。筆で擦ると最初に塗って乾かした絵の具が取れてしまいます。

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色の塗り方は、お好みでアレンジいただけます。ここではオレンジの上に少しだけ緑を、そして緑の上に少しだけオレンジを乗せてみました。絵の具を塗り終わったらしっかり乾かします。

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ゴールドが入ったジェルネイルを少量塗ります。もちろん水彩だけでも十分綺麗なのですが、少しラメを足すだけで一気に仕上がりが良くなります。

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余分なジェルをしっかり落としてからトントンと叩くように塗り、60秒硬化します。

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表面がふっくらするくらいまで透明のレジンを入れます。気泡があれば取り除き、硬化します。

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水彩とラメはいい感じ。仕上げにバリを削ってコーティングします。

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やすりで擦ってバリを削ります。

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削り終えたら、ピアスやイヤリングの留め金具をつけてコーティングします。ここではピアスを付けない状態で仕上げたいので、両面テープでピアスを仮留めして後から取り外せるようにします。

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コーティングのレジンが付いてしまわないよう、両面テープを少し中央に寄せます。

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コーティング用の透明のレジンをエンボスヒーターで温めます。レジンは温めるとサラサラになるので、付け過ぎと塗りムラが防げます。

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ピアス金具を平やっとこで挟み、持ち手を輪ゴムで固定します。

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全体をコーティングします。裏側はコーティングしません。余分なレジンをしっかり落として硬化します。

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レジンが偏らないように、ひっくり返しながら硬化します。回しながら大体45秒くらい硬化したら、置いた状態でさらに90秒くらい硬化します。

ピアスと両面テープを外したら完成です。

角度によって光り方が変わるので、ピアスやイヤリング、または指輪にするととても綺麗です。色をもっと目立たせたい場合は、一番最初に白く着色したレジンを使うと良いでしょう。

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いろんな配色が楽しめますので、お好きな組み合わせを探してみましょう。

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3.まとめ

レジンの色付けには通常レジン用の着色剤を使用していますが、ここではいつもとは違う水彩画用の固形絵の具を合わせてみました。細かい粒子の入ったメタリック調の固形絵の具なので、キラキラと乱反射して美しく、夏のアクセサリー向けのチャームになりました。

水彩絵の具を使う際に念頭に置きたいのは、レジンで作った土台をマットコーティングをすることです。硬化したレジンに直接水彩絵の具を乗せると、弾いてしまいます。レジン用、またはジェルネイル用のマットコーティングを塗って乾かしてからであれば弾きません。

マットコーティングはシリコンモールドにつくと取れにくいので、塗る際は側面に触れないよう、レジンの表面のみに広げるように気をつけます。

絵の具を重ねたい場合は、最初の色が完全に乾いたことを確認してから次の色を塗ります。その際、筆で擦ってしまうと先につけた色が取れてしまいますので、とんとんと叩くような感覚で重ね塗りします。

固形絵の具のみでも充分綺麗に仕上がりますが、粒子の荒いネイル用のラメなどを重ねるとより華やかに仕上がります。色の組み合わせも含め、デザインの幅は無限大。夏のアクセサリー作りにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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