目次
- 1.グリセリンソープとは?
- 2.材料・道具
- 3.作り方
- 4.石鹸を作る際の注意点!
- 5.まとめ
手作り石鹸と聞くと手間のかかるイメージですよね。しかし、最近はそんな手間もなく、溶かして、固めるだけのクラフトソープが人気です。
グリセリンソープと呼ばれる石鹸を使い、好きに色や香りを付けて、簡単にオリジナル石鹸を作ることができます。
キラキラした石鹸やお菓子のようなかわいい石鹸が作れるので、まさに『映える』石鹸として話題にもなっています。
今回は、グリセリンソープの溶かし方を中心に、基本の作り方をまとめました。
保湿成分であるグリセリンをたっぷり配合した透明感のある石鹸です。Melt&Pour(溶かして注ぐ)という略から、MPソープとも呼ばれています。
最近では、ハンドメイド用のグリセリンソープが多く販売されていますが、成分は商品によって違います。中には、合成界面活性剤やプロピレングリコールなど、化学物質が入っていないピュアグリセリンソープもあり、お肌の弱い方は得に成分をよく見て選んでみてください。
●材料
・グリセリンソープ
・耐熱容器(紙カップ)
・紙コップやシリコン製カップ
・耐熱のスプーンやマドラー(割りばしで代用OK)
・ドライフラワーやドライハーブ
※石鹸として利用する場合は、詰まるので流さないように気を付けてください。
・シリコンの型(紙コップでもOK)
・無水エタノール(薬局で手に入ります。なくてもOK)
→スプレー容器に入れておきます。
●グリセリンソープを溶かす
グリセリンソープを溶けやすいように小さめにカットします。
1~2㎝くらいにカットすると溶けやすいです。
耐熱容器(今回は紙コップ使用)に入れて、電子レンジへ。
500W~600Wで10秒ずつくらい様子を見てください。
※あふれてこぼれたり、泡が残ったりするので、はじめは少しづつ様子を見ることがポイントです。
溶けた石鹸はとっても熱いので、手にかからないように気を付けてください。
※溶けた石鹸は思った以上に早く固まります。特に、気温が低い場所で作業をする場合は固まりやすいので、手早く作業してください。
●型に流す
型の中に石鹸を流します。
泡ができてしまった場合は、無水エタノールをスプレーします。
右がスプレー前。左がスプレー後。
●お花を埋める
ドライフラワーを埋めます。
石鹸を浅めに流してお花をいれ、固まったら残りの石鹸をいれるというようにすることで、お花が浮くことを防げます。
●常温で置き、固める
1~2時間、常温で固めます。
※急ぐ場合は冷蔵庫にいれると早く固まりますが、結露が発生したり、割れやすくなることもあります。
●固まったら、型から外して完成!
底がでこぼこになった際は、スライスして整えてください。
●使用する前は、必ず少量でパッチテストを行ってください。お肌への刺激を確認してから使用します。
お肌に合わないときは、すぐに使用を中止してください。
※パッチテスト・・・石鹸や化粧品等でアレルギー反応を起こさないか、体質に合っているかチェックすることです。石鹸の場合、水を付けた指で石鹸をこすり、体の目立たないところに少量つけます。その上を、ガーゼやばんそうこうで覆い、しばらく置きます。痛みやかゆみが出た場合は、すぐに洗い流してください。半日ほどして、反応が何もでなければ、その石鹸を使うことができます。
●保管方法
長期保管する場合は、ラップに包んで冷暗所に保管することをおすすめします。温度が高いと泡粒ができることがあるので、注意してください。香りは長期保管することで薄くなっていきます。
いかがでしたか?自分だけの石鹸ができたら、ワクワクしますよね!
実際に作った石鹸でパッチテストをしてから手を洗ってみましたが、グリセリンソープのしっとり感にとっても癒されました。お花をいれる場合は、使用時にお花を流さないように気を付けてください。
アレンジは無限大!簡単にできるので、お子様と一緒に作るのもいいですね。
ぜひ、いろんな形の石鹸づくりを楽しんでみてください。