目次
- 1.材料
- 2.作り方
- 3.まとめ
お花のアクセサリーを身につけると印象を華やかにしてくれますよね?今回はビーズ刺繍でも、フェルトに縫い付けるだけではなく、花びら部分が独立した刺繍方法を取り入れています。
これから暑くなり、髪を結うヘアアレンジをする方も増えてくるのではないでしょうか?ヘアアレンジのワンポイントにぴったり!デイジーのようなヘアピンレシピをご紹介します。
丸小ビーズ ラベンダー(お好きなカラーのビーズ)
丸小ビーズ イエロー(お好きなカラーのビーズ)
フェルト ホワイト
レザー ホワイト(レザーの代わりにフェルトでも可)
ヘアピン(丸い台座付き)
ビジュー(台座付き/側面に穴のあるもの)オーロラ 5mm
接着剤
はさみ
チャコペン
ビーズステッチ用糸
ビーズ針
ビーズマットの上にビーズを出します。フェルトやお皿、トレイなどでもよいでしょう。
お花の中心になるビジューを縫い付けます。玉どめした糸で、フェルトを2回縫います。
ビジューの穴に針を通して、縦横2回ずつ縫います。
ビジューの周りにイエローのビーズをバックステッチで縫い付けます。ビーズに針を通して1つ縫い、ビーズの後ろ側に針を出し、ビーズに通して次のビーズを縫い付けます。
ビジューに沿ってできるだけ隙間ができないようにイエローのビーズを縫い付けます。
イエローのビーズをビジューの周りに縫い付けたら、ぐるっと1周ビーズだけに針を通します。このひと手間で綺麗な丸の配置になります。
イエローのビーズをぐるりと1周、ビジューの周りに縫い付けたところです。
次に花びらを作ります。紫のビーズを5つ取ります。
5つ目のビーズ以外のビジューに近い4つのビーズのみに針を通して…
ビジューの下に針を刺します。
これをイエローのビーズの周りに1周繰り返します。
同様にもう1周、隙間を埋めるように花びらを増やします。
ボリューム感が出ました。
フェルトを2回縫って、玉どめをします。
表面の刺繍の完成です。
余分なフェルトをカットします。裏糸を切らないように気をつけましょう。
フェルトまたはレザーで裏地を作ります。チャコペンで下書きをして、ビーズ刺繍の本体のフェルトと同じ大きさに切ります。
裏地を接着します。周りを縫って仕上げる場合は、レザーの中心にのみ接着剤を塗ります。縫わずに接着剤のみで仕上げる場合は、全体に塗ってしっかりと押して接着させます。
ブランケットステッチでフェルトとレザーを縫い合わせます。玉留めをして、フェルトとレザーの間からフェルトに針を通します。
レザーから針を出し、糸を針の右に回して針を通します。
3mm隣を同様に縫います。接着剤の乾いた部分は硬くなりますので、十分気を付けます。
フェルトとレザーの間に3回針を通して糸を切ります。
お花本体の完成です。
ヘアピン金具に接着します。ピンの台座にセメダインをたっぷり出し、裏地に接着します。セメダインが金具から少しはみ出すくらいにして、固まるのを待ちます。
完成です。
ビーズひと粒ひと粒をそれぞれフェルトに縫い付ける通常のやり方ではなく、5つのビーズを糸に通して作ったストランドを花びらのひとつに見立てる方法で作るビーズ刺繍のお花をご紹介いたしました。
中心のみをフェルトに固定して埋めていく方法なのでビーズでできた長いストランドが中心から放射状に広がり、まるでデイジーのような印象に。中央にはビジューを使い、ビーズを1周縫い付けてめしべに見立てています。
ボリュームを出したい場合は、いったん花びらで埋めたところをさらにビーズ刺繍でもう1周。隙間を埋めるように花びらのストランドを追加することで、密度の高いデイジーを表現することが可能です。
ビーズ刺繍で作った本体のフェルトに裏地をつける際、2通りの方法から選びます。ひとつめの方法では、周りをブランケットステッチで縫い閉じます。手間はかかりますが、こちらの方が完成度がアップします。
ブランケットステッチで仕上げる場合は、接着剤は真ん中のみ。接着剤は乾くと硬くなるので、針を入れたい円周部分は避けて塗ります。
もうひとつの方法は、接着剤のみで仕上げるお手軽な初心者さん向けです。この場合は端までしっかりと接着剤をつけます。
ここではヘアピンに仕立てています。ビーズ刺繍のお花をヘアピンにする場合は、しっかりと接着できるよう台座つきのヘアピン金具を選びます。台座から少しはみ出すくらいたっぷりめに接着剤を出し、軽く押し付けて乾かします。
ビーズの色を変え、ビジューとの配色を楽しみ、お好みや季節に合わせてたくさん作ってみたくなります。お子さまとのお揃いも可愛いことでしょう。ビーズ刺繍のハンドメイドヘアピン、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。