目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
母の日のプレゼントといえば、花束や鉢植えなどのお花が人気ですが、お世話が苦手な方もいますよね。そんな方におすすめなのが、お世話不要で長持ちするドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用したアロマワックス。
サシェにしてぶら下げるタイプを目にされることも多いかと思いますが、今回はギフトにしても存在感の出る缶に入れて作ってみました。この缶、100均で購入できるのですが、裏面に磁石がついており、冷蔵庫など磁石がつくところに貼り付けることができます。棚やテーブルに蓋をあけたり、ずらしたりして飾るのもおすすめです。香りもつけるので、飾ることで優しい香りが漂う癒しの空間ができあがります。
普段の感謝を込めて、母の日にぜひ手作りしてみてください。
・ワックス…約50~60g
※ワックスは主にソイワックスと蜜蝋を同量ブレンドしたものを使われることが多いです。蜜蠟の代わりに、パラフィンワックスで代用もできます。最近では既にブレンドされたワックスも販売されており、非常に便利です。今回は、単体で溶かすだけのブレンドワックスを使用しています。
・着色スティックやオイルクレヨン、パステルなど(着色に使用します)
・ドライフラワーやプリザーブドフラワー
・缶
・お鍋(ホーロー鍋)
※直接使う場合は、調理用とは別の専用のものを用意してください。
・耐熱プラスチックカップまたは紙コップ
・アロマオイルや精油
・割りばしや耐熱マドラー
・ピンセット
ワックスを溶かします。
耐熱容器に入れて湯せん、もしくはお鍋に直接入れて溶かします。
今回はお鍋に直接入れて弱火~中火で溶かしました。
※火が強すぎると焦げたような色が付き、200℃を超えると引火するので、作業中は目を離さないでください。
溶かしたワックスに色を付けます。
今回は紙コップに移して作業をします。
クレヨンをはさみで小さくカットしていれ、混ぜます。
細かくすると溶けやすいです。
ピンクと赤を混ぜました。
クレヨンが溶けるまでよく混ぜます。
精油を入れて混ぜます。
温度が高いと香りが飛ぶので、10~20滴ほど入れて、しっかり香りを付けてください。
ただし、強い香りが苦手な方は、少なめに調節してください。
※安いフレグランスオイルは分離することがあるので、精油や質の高いものを使用してください。
缶に流します。
表面に膜が張って白っぽくなってきたら、お花を配置します。
今回は、母の日をイメージして2色のカーネーションを中心に選びました。
※熱いので、ピンセットや割りばしを使い、素手で作業しないでください。
早すぎると沈んでしまいますが、ワックスが固まりすぎると作業がしにくいので、膜が張り出したら手早く作業して下さい。
作業を始める前に配置を決めておくと、スムーズにできます。
すべて配置できたら、固まるまで放置します。
完全に固まったら型から外し、紐を通して完成です。
穴にハトメをとりつけてから紐を通すと、強度が上がります。
いい香りがするお花が、お世話不要というところも魅力的なアロマワックス缶。溶かしてのせるだけですが、慣れるまでコツをつかむのが少し難しく、早すぎると沈み、待ちすぎるとあっという間に固まってしまいます。
周りが白っぽくなってきて、うっすら膜が張ったような感じになったときに手早くのせていくのがポイントですが、プレゼントにする場合には、一度使わないマグカップなどで練習してもいいですね。
今回は、母の日のイメージでカーネーションを使って作ってみましたが、季節問わずにお好みのお花でぜひ作ってみてください。