目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 【飾り方のアレンジ】
- 3.まとめ
スノードーム(スノーグローブ)とは、透明な容器に水を満たした置物です。
容器は、球形やドーム型をしていることが多く、人形や建物などの小型模型と、雪に見立てた白い粒を入れます。
容器を動かすと、白い粒が水の中を舞い、まるで雪が降っているように見えて幻想的です。蒐集家も多く、スノードームだけを集めた美術館もあります。
クリスマスシーズンに、ツリーとともに飾ることの多いスノードームですが、実はそれ以外にも色々な場面でスノードームは素敵な空間を演出してくれます。
今回のレシピでは、市販のスノードーム用の容器を使用しましたが、密閉できる透明容器があれば、手軽に作ることができます。
いくつかコツも記載しましたので、ぜひ参考になさってください。
・容器(水が漏れないもの。市販のスノードーム専用容器もあります)
・フィギュア(防水のもの)
・ラメやスパンコール(お好みの色)
・接着剤(土台とフィギュアの素材に適したもの。乾くと耐水になるもの)
・つまようじ(必要であれば)
・精製水(長期間鑑賞する場合は、水の濁り防止のため精製水をおすすめします。短期間だけ、ご自宅で楽しむのであれば水道水でもかまいません)
・グリセリン
(透明度が高いまま、粘度をつけることができます。薬局で購入できます。皮膚保湿用として化粧水にも入っている成分なので、小さいお子様が触れたり、廃棄する際にも安全性が高いです。)
①フィギュアを土台に接着します
接着剤の説明書にしたがって、しっかり硬化させます。
ホコリがつかないよう、容器をかぶせておきましょう。
②水溶液の用意をします。
必要な水の量を計ります。
精製水を、容器に入れます。
水が白く見えますが、透明な精製水です。
(周囲の色が映りこんでしまいました)
計量カップに移します。
ここに、もう少し、精製水をつぎ足します。
※作った液が、あとで足りなくなる可能性があるので、多めに作っておくためです。
グリセリンを入れます。
濃度は、精製水10:グリセリン1
くらいが目安です。
どのくらいのとろみがついたか、確認するために、ラメを入れて混ぜてみます。
いかがでしょうか?
ラメの舞い方が、お好みになるように、グリセリンの量を調整し、容器に出来上がった液体を入れます。
スパンコールを入れます。
そのままだと、浮いてしまう場合は、この時点でしっかり液体に馴染ませましょう。
ぐるぐる…。
沈んだらOKですので、3.フィギュアを入れます
※ラメとグリセリンの入った水があふれるので、こぼれてもいい場所で作業しましょう。
ぎゅっと蓋をしめて
水漏れがなければ完成です!
このままでも素敵なスノードームですが
ひと工夫でよりゴージャスに!
〈シュシュでおめかし〉
シュシュ(髪飾り)を付けてみました。
横から見たところ
〈リースでおめかし〉
市販のリースの輪の中にスノードームを置きました。
今回ご紹介したモチーフの他にも、いろいろな世界観を表現できます。お好みのフィギュアを使って、楽しいオリジナルのスノードームを作ってみてくださいね。