目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
パンチニードルのパイル側を表にした、もこもこのパイルがかわいいコースター。ココアやミルクティーなど、あったかい飲み物を入れたマグカップを乗せて使いたい!4色の毛糸を使ってカラフルに仕上げました。
・コンパス
・定規
・ペーパー(チラシでも何でもOK)
・マーカー
・布地(モンクスクロス等)
・ニードル
・毛糸(4色使用)
・ハサミ
・布用ボンド
・フェルト
コンパスを使い、4インチ(約10cm)前後の円を描いて切り取ります。
半分に折ります。
さらに折って…
4分割にします。これがコースターの図案になります。
ペーパーを布地の上に置き、マーカーでなぞって図案を写します。見えなくなる部分なので、よほど滲むものでない限り消えないインクでもOKです。
折った線のところ4箇所にしるしをつけます。
対角上にあるしるしを線で結びます。
図案を写したら、刺繍枠にセッティングします(刺繍枠の使い方はこちら)。
円形を整えながら布端を引き、ピンと張るようにします。
ニードルに最初の毛糸を通します(通し方はこちら)。
図案のラインに沿ってパンチします(基本のパンチニードルはこちら)。
真ん中に来たら、ニードルの方向を変えて続けます。
コースターのエッジになるカーブの部分は、他より少し密にパンチするときれいに仕上がります。他の辺を3マスに1回パンチしているのに対し、エッジラインはひとマスおきにステッチを入れます。
スタート地点に戻ってきたら…
最初に入れたステッチと並行になるように内側をパンチします。
エッジの2周めは、通常通り3マスごとに1回パンチ。
スタート地点にもどってきたら、3周め、4周め…と内側を囲うようにパンチを続けます。
完全に埋まったら1区画の出来上がり。
パイル側を表地として使うので…
糸のカットはステッチ側で行います。
隣の区画を2色めの毛糸でステッチして埋めます。
3色め…
4色めと続けて糸先をカットしたら…
刺繍枠から外します。
ステッチした端から3/4インチ(約2cm)くらいのところをハサミで丸くカットします。
布端を内側に折り込み、布用ボンドで接着します。
最初に作った型紙で、フェルトに丸くしるしをつけてカットします。
布用ボンドをぐるりと付けて…
フェルトをかぶせれば…
もこもこパイルのあったかコースターの完成です。
基本のテクニックで作れる、パンチニードルのコースターをご紹介いたしました。ステッチ側ではなく、反対のパイル側を表地として使うので、もこもこであったかい印象に。冬のハンドメイドにぴったりです。
ステッチ側よりもアラが目立たないので、初めてのパンチニードル作品として最適のプロジェクト。少しくらいパイルの高さが違ったり、密度がまばらでも、ほとんど気になりません。かえって手作りの温もりが伝わるような気がします。
図案を写して区画ごとにパンチする場合、外側のラインを最初に入れ、内側へ、内側へと埋めていくと上手くいきます。もしもスカスカの部分が出来てしまったら、後から戻ってきてパイルを追加することも可能です。
パンチニードルの道具は100円ショップでも買えるようです。ぜひコースターから始めてみてはいかがでしょうか。楽しいですよ。