目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
レジンアクセサリーを作る時、まずモールドやミール皿が必要と思われることでしょう。しかしレジン液の特性を掴めば、フリーフォームのデザインも可能です!
UV/LEDライトはそもそもジェルネイルで使っているものです。そのことからも分かるように、ネイルとレジンは親和性が高いのです。ここではネイルパーツなどを織り込んだレジンアクセサリー作りをご紹介いたします。
●UV/LEDライト(使用するレジン液に合うものを選ぶ)
●レジン液
●レジン着色料iro-drop
●オーロラフィルム(粘着性のないシート)
●オーロラホイルシート(転写タイプ)
●デコレーションヤーン
●ネイルアートシール
●シリコンマット(クリアファイルやOPP袋での代用可能)
●オーロララインストーン
●竹串
●極薄のゴム手袋
シリコンマットにレジン液を出します。モールドを使わないため最終的なコーティングの際にレジン液が周囲に垂れる可能性があり、できあがりサイズに出すと大きめの仕上がりになってしまいます。ここでは完成イメージより少し小さめに出します。
iro-dropのアイスブルーとバイオレットを1滴ずつ出します。
竹串を使用してざっくり混ぜ、UV/LEDライトで短時間だけ硬化します。
着色料の部分は透明の部分に比べて硬化速度が落ちるので、2、3分の硬化ではべたついた状態です。次の工程でべたつきが必要なので今回はそうしていますが、素手で触らないように注意します。
転写式になっているオーロラホイルシートを擦りつけます。
硬化不良だった部分(べたつきがあった部分)にランダムにオーロラホイルが転写されました。
レジン液を小豆大に出したら、ヤーンパーツを乗せてUV/LEDライトで硬化します。
更に少しレジン液を出し、オーロララインストーンやネイルアートシールを好きなように配置します。UV/LEDライトで硬化します。
ぷっくりと厚みがある方が可愛いので、全体にレジン液を乗せて硬化することを3回繰り返し、全体をコーティングします。
しっかり表面が降下したらモチーフを裏返します。
オーロラホイルシートとは別に用意したオーロラフィルムをモチーフと同じ形に切ります。
裏面にレジン液を使って硬化接着します。埋め込むように、オーロラフィルムの表面もレジン液でコーティング、硬化します。
ピアスポスト、イヤリングパーツなどをレジン液で硬化接着します。この時もパーツが埋まるようにお皿の部分にもレジン液をかぶせましょう。
個性的でふんわり幻想的な耳飾りが完成です。
今回のポイントは、レジンアクセサリーとネイルアイテムの相性の良さを生かして作品を作ったことと、モールドやミール皿がないと作れないという思い込みをなくしたことです。
フリーフォームのレジンアクセサリーを作る場合、サラサラのレジン液を使用するとすぐ垂れてしまいます。粘度の高いドロドロしたものの方が扱いやすく、向いています。ResinLabのレジン液は中立ですが、少しサラサラ寄りです。
レジンアクセサリーに限らず「思い込み」で可能性やデザインが狭まることがあります。レジンの資材を探す時にはレジンのお店だけでなく、ネイル用品店でも探すとよいでしょう。新しい発見があると思います!