目次
- 1.準備するもの
- 2.使っていきましょう
- 3.まとめ
クラフト歴が長い人なら、一度は見た事がある【グリマーミスト】(Glimmer Mist)。
Tattered Angelsというメーカーから出ている、着色用のスプレーボトルです。
スプレーの穴が詰まってしまい全然使いこなせず、購入して10年くらい経ちます。
グリマーミストで検索したら、ヒットする記事はほとんど2010年前後でした…。こんなに持て余している材料もないかもしれません。
グリマーミストをこのまま断捨離するのはもったいないと思い、もう一度使う事にしました!
最近万年筆コレクター界隈やインク沼でチラホラ拝見するのが、グリッター(キラキラ)入りのインク。
それならグリマーミストをつけペンのインクとして使おうと思い、ヨドバシのオンラインでタミヤのボトルを購入しました。
タミヤ TAMIYA
[スペアボトルミニ (角ビン)]
https://www.yodobashi.com/product/100000001000884810/
容量は10ccです。
グリマーミストはその名前の通り、「グリマー」=「きらめく」キラキラしたインクなのですが、そのキラキラの粒子がスプレーボトルの穴に詰まりやすくなっています。
他のメーカーのキラキラしたスプレーボトルも同様で、詰まりやすく掃除しづらいものになっています。
お湯で洗う、目打ちなどを穴に入れる等色々な掃除方法がありますが、それでも使うたびに詰まってしまうボトルもあります。
すべての商品がそういうわけではなく、ボトルによる個体差があるようです。
問題なく使えるボトルももちろんあります。
本体ボトルをしっかり振って、沈殿物をインクにしっかり混ぜてからミニボトルに分けましょう。
私は汚れるのが怖かったので、洗面台で作業しました。
テーブルで作業される場合はしっかりと清拭道具の準備をお願いします。
画像は20ccボトルにところ。こちらもタミヤのボトルです。
一晩経つと大量の金粉が沈殿してました。
こんなにもキラキラしたものが入っているのですね!穴も詰まるわけです。
使用した紙はこちら
ガラスペンでイラストを描いてみました。
明治45年(大正元年)創業のガラスペンの製造・販売を行っている
佐瀬工業所さん
使用したのは佐瀬工業所さんのガラスペン
竹軸セット (細字、中字、太字、各1本)
https://glasspen.jp/10_52.html
なんとこちら、明治35年から作り続けられているガラスペンだそうです。
キラキラしているのがおわかりいただけるでしょうか。
各色ブレンドするとさらに美しいです。
今度はインクたっぷり付けて書いたモノラインカリグラフィー。
乾燥させるとこのようになります。
キラッキラしているのがわかりますか?
インク沼の人たちの間でキラキラしたインクが人気のようですが、グリマーミストも十分使えますね!
ミストは1本がそんなにお安いものではないし、このまま断捨離するのはもったいないですよね。 詰まらせたまま放置しているなら、ぜひつけペン用のインクとして再利用しましょう! 販売されてもう十〇年、替えのノズルも手に入りません。
ペーパークラフト界にはいろいろな道具が導入され、流行り廃り(はやりすたり)が激しいです。
ついつい試してみたくなって買ったものの・・・という商品も、他の方法でどんどん消費していきたいと思います。