目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
グラニースクエアってご存じですか?「編み物やってみよう!」、「かぎ針編みで簡単なモチーフは?」などと検索すると必ず見かける、カラフルな正方形のあれのことです。色味もいろいろでぽっこりとしたあのグラニースクエアが、「レトロ可愛い!」、「おしゃれ!」と最近人気になっています。
サクサクっと誰が編んでも、初めてさんがチャレンジしても、自然とあのグラニーらしい可愛い形になるんです。そして色合わせもとても簡単。家に残った糸や練習用にと買った糸など、どんな糸を組み合わせてもカラフルで可愛くなるのがグラニースクエアです。
そんなグラニースクエアを今回は4枚編んで、小さなバックに仕上げました。編み方は、慣れてしまえば簡単。太い糸でザクザクと進められる、1日で完成できるレシピです。
並太〜極太毛糸
かぎ針 8号
とじ針
ハサミ
4目鎖編みをします。
最初の目に引き抜き編みをして円を作り、この中に3目鎖編み+長編み2回を編み入れます。
長編みは、針に2回糸をかけてから引き抜きます。この時糸の長さを揃えるように引き出すと、綺麗に揃った長編みになります。
次にそのまま鎖編みを2目+長編み3回を円の中に編み入れます。
これをあと2回繰り返します。
合計で4回長編みパートができたら、最初の鎖編みに引き抜きます。これが1段目です。
次から最初は鎖編み4目長編み2回を編みます。
7鎖編1目したら、角の部分に長編み3回+鎖編み2回。長編み3回+鎖編み1回行います。
1週繰り返したら、最初の鎖編みに引き抜きます。これが2段目です。
3段目以降は同じように四角の角だけ2回長編み3回編み入れ、鎖編み2回。あとは長編み3回+鎖編み1回をお好みの大きさまで繰り返します。
今回は4段繰り返しました。このモチーフを4枚編みます。
糸替えする場合は糸を切り、新しい糸を同じように編み進めます。
全部編み終えたら、糸端の始末をします。
全体の出来上がり場所を決め、あとは2つのモチーフの間をザクザクと編みます。モチーフ2枚のバックもかわいいかも?色々なデザインを考えてみるとおもしろいと思います。
今回はこんな形にしようと思います。
モチーフを合わせてサイドをザクザク細編みします。
ここからはお好みで、ショルダーやポーチなどお好きな用途にアレンジできます。今回はこのままポーチとして使うことにしました。
最後に端の部分を縫い合わせれば完成です!
最近のレトロブームで再流行中のグラニースクエア。カラフルで小さな正方形のモチーフをたくさん作り、最後にはぎ合わせて実用アイテムに仕上げるかぎ編みの手法です。
バッグやベストなどのファッションではもちろん、クッションやベットカバーなどを見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ベースは四角いモチーフなので、どんな物にも応用できます。ここでご紹介したようなポーチなどの袋物にしてもよし。着るものやベッドまわりの大物にしてもよし。逆にシンプルに単体をコースターとして使っても可愛い!
色の組み合わせ次第で、イギリスのおばあちゃん余り糸で作ったようなカラフルで賑やかな印象にも、色数を抑えてシックな佇まいにもすることができます。コーディネートのアクセントになるので、この手法はとても重宝しています。
スクエア自体の編み方はとっても簡単。モチーフは短時間で完成させられるので、ちょっとした空き時間を利用して作り溜めることができるのもいいところ。ある程度の数になったら並べて繋げて作品に。お好きな色でグラニースクエアを楽しみましょう。