目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
感染症対策でのステイホームが緩和されても、前に比べておうちで過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。そして、何をして過ごそうが悩まれている方も多いかと思います。我が家の子どもも、ゲームやテレビの時間が増えていました。けれど、逆に家での時間が増えたからこそ、少し違った遊びもできないかなと、昔の遊びをふと思い出して作ってみたのが、このお手玉。私の住んでいる地域では『おじゃみ』と呼んでいます。
昔は、ちりめんなどの生地でできた和柄のお手玉で遊んだことを思いだしながら、家にあったはぎれを使ってとっても簡単な「たわら型」のお手玉に挑戦してみました。つなぎあわせて作る形もメジャーですが、こちらはほとんど直線を縫うだけで簡単にできる形になっています。
子どもも小学校の『昔あそび』体験などで使ったことはあるものの、実際に家で作って遊んだのは初めてだったので、興味津々。「お手玉の遊び方」などで検索すると、歌に合わせた昔ながらの遊びをはじめ、現在風にアレンジされたお手玉遊びもも紹介されており、飽きずに遊ぶこともできました。大人も懐かしくなって、はまりますよ。手縫いで簡単にできるので、ぜひ挑戦して遊んでみてください。
・生地...1個当たり16cm×10㎝
・針
・糸
・竹尺または定規
・裁ちばさみ
・糸切りばさみ
・まち針
・あずき(ペレットでもOK)...約40g(近くのスーパーで購入)
生地を16cm×10㎝に裁断します。
糸は通した後、2本一緒に玉結びしておきます。
生地を中表にして半分に折り、折り目の向かい側を端から8mmほどのところでまっすぐ縫います。
まち針で固定しておくと縫いやすいですが、縫う長さが短いのでなくても大丈夫です。
お子さまが作る場合は、クリップや洗濯ばさみで固定すると縫いやすくなります。
一度玉止めをします。
上下あいている筒状になります。
あいている片側を縫っていきます。
写真のように、縁から8mmくらいのところをぐるりと一周縫います。
※2枚重ねてではなく、1枚を一周縫います。
一周出来たら、ゆっくり糸を引っぱって、絞っていきます。
絞ったら、そのまわりを2周ほどぐるぐると巻き、何度かクロスに針を通して玉止めします。
表に返します。
反対側も同じように、縁から8mmくらいのところをぐるりと一周縫います。
縫い線にそって内側に折り込んでおきます。しっかりと折り目をつけて、折り込んでください。
ここで、あずきを入れます。
針が刺さったたままなので、気を付けて作業してください。
あずきを入れたら、ゆっくり糸をひっぱり、絞っていきます。
針をクロスに何度か通します。赤矢印を参考に何度か通すと安心です。
玉結びします。もう一度、針をクロスに通して、糸をカットします。
簡単に完成しました。
お手玉遊びは、2個以上あると楽しいので、いくつか作ってみてください。
いかがでしたか?お子さまのサイズアウトした衣類やおうちにあるはぎれもかわいいお手玉に変身します。生地によって、少しずつ違う手触りも楽しめますよ。キルティングなど分厚い生地はあまり向かないので、薄めの生地がおすすめです。
また、あずきを中に入れているので、遊んだ時に心地よいシャリシャリという音がして、懐かしい気持ちになりました。とても簡単なので、お子さまと一緒に作っても良いですね。ネット上でもいろんな遊び方が紹介されていますが、独自にいろんな遊びを考えてみるのも楽しいです。ぜひ、一度作ってみてください。