目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
大流行中のレジンクラフト。今日はその中でもとりわけ人気のある宇宙をテーマにした作品をご紹介いたします。
一見複雑そうですが、実は宇宙モチーフのレジンは工夫次第で工程も少なくできるので、初心者さんにとっても扱いやすいカテゴリー。とは言え、失敗も多く挫折もしやすいのが球体レジン。
そんなわけで、ここではミール皿を土台にした半球のプラネタリウム型のペンダントトップの作り方をご説明いたします。
●UV/LEDライト(UVライトのみで硬化するレジン液にLEDライトを当てても硬化しませんので、使用する液に合わせて選びます)
●レジン液
●エフェクトパウダー(ピカエースさんのものを使用)
●シリコンモールド
●金色ミール皿(直径2.6cm縁を除いた内径はおよそ2.4cm)
●宇宙柄のシール(今回のものは資材屋さんから購入しました。ハンドメイドショップにもありますし、シールタイプの紙に自宅で印刷する方法もあります)
別途
●竹串
●極薄のゴム手袋
手袋
直径2.4cmの半球モールドに半分弱ほどのレジン液を流し、UV/LEDライトで硬化します。
シャインダストとエフェクトフレークを入れます。
シリコンモールドにレジン液を7分めくらいまで流し、パープル、グリーン、アクアの3色のシャインダストを入れます。竹串に少量の粉をつけ、真ん中ではなく円の周りの部分にぐるっと置くと上手くいきます。
UV/LEDライトで硬化します。
円を描くようにブルー、オレンジ、ピンクのエフェクトフレークを入れます。この時は少し真ん中にも流れるように描きます。
硬化します。
シリコンモールドから外すとこんな感じです。
シリコンモールドの中で硬化する際、粉を入れ過ぎたり真ん中に多めに置くと曇ったようになってしまいます。背景が透けないと星空の雰囲気が出ませんので、粉の入れ方には十分に注意します。
宇宙フィルムはミール皿に合わせてカットします。今回は簡易的に宇宙柄のものを使いましたが、事前にマニキュアなどで背景を塗るのも良いかと思います。その場合はしっかり乾燥させるため、48時間くらいは待ちましょう。
土台に宇宙フィルムを貼ります。水色背景だとレジンモチーフもぼんやり見えますが…
土台の宇宙カラーを背景に置くとしっかり発色します。レジンモチーフが透明なので、土台のミール皿とはUV/LEDライトを使っての硬化接着が可能です。念のためにモチーフとミール皿の溝も竹串を使ってレジンを少し塗り、硬化します。ミール皿からモチーフが外れないようにしましょう。
キーホルダーやペンダントなど加工は様々可能ですが、ここでは100円ショップのレザー紐を使い、紐橋を結んで仕上げるカジュアルなスタイルの博物標本のようなペンダントを作ります。
すべて繋げれば完成です。レザー紐が太めでミール皿のカンに通らないので、バチカンを使用しました。
レジンの中でも人気の宇宙をテーマに、半球のプラネタリウム型のペンダントの作り方をご紹介いたしました。球体のものより失敗がなく、初心者さんにも挫折することなく完成させられます。
より宇宙らしさを表現するためには、粉類を入れ過ぎずに透明の部分を多く残して仕上げることが大切です。その方が光がたくさん入って綺麗に見えるからです。
ここでは既成のフィルムを使用しましたが、マニキュアなどで宇宙カラーを塗る場合は3色以上使います。濃い青、青、そして紫を少し塗ると幻想的な雰囲気になります。
エフェクトパウダーも各メーカーから多くの種類が発売されていますので、お気に入りを見つけてぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。