目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
あじさいの季節ですね。日本では見ごろが梅雨の時期と重なるので、雨に映えるお花というイメージです。実際あじさいは、カラッと晴れた環境よりも湿った土壌を好むそうです。
とは言え、年中湿度の低いサンディエゴのような土地で育たないわけではありません。様々な種類の植物が楽しめるバルボアパークの一角にまるでジャングルのように勢いよく生い茂るあじさいを見たときは、「雨が降ったら咲く、は思い込みだったのね」と軽くショックを受けたものです。
あじさいは好きなお花のひとつです。バラなどのようにあまり多くはありませんが、スタンプやパンチも持っています。春に買ったお花のスタンプセットにあじさいが含まれていたので、梅雨見舞いカードを兼ねた友人へのカード作りに使いました。
・あじさいのスタンプ
・パープル系のインクパッド
・アクリルブロック
・ペーパー
・2つ折りカード
・テープのり
花びら、茎、葉っぱのピースがバラバラのスタンプセット。一瞬見過ごしそうですが、あじさいのお花が3つ入っています。
グラデーションを表現したい場合は、色相の似た濃淡の違うインクパッドのセットが便利です。
クリアスタンプをアクリルブロックに貼り付ければ...
持ち手の付いたラバースタンプと同じように使えます。
余談ですが、この4つの花びらに見えるもの。実はこれ、花びらではなくてガクなんですよね。ご存知でいらっしゃいましたでしょうか。
濃さが4段階のパープル系のインクパッドのセットのうち、いちばん濃いものを除いた3色でスタンプします。
お花の中心にしたい部分にスタンプします。左下にフレーズを入れたいので、ど真ん中ではなく少し右にずらしています。
丸くなるように並べていきます。
いちばん薄い色で隙間を埋めるようにスタンプすると、よりあじさいらしい雰囲気になります。
丸く整えます。
いちばん濃い色を使って、中心の筋のデザインを入れます。
立体感が出てきました。
濃い色のみだと主張が強いので、いちばん薄いインクで押したものには2番目に濃い色を合わせましょう。
くどくなるので、すべてに入れる必要はありません。
葉っぱはグリーンのインクで。
スタンプのサイズがインクパッドより大きい場合は、凸面を上にして机に置き、パッドを伏せるようにしてポンポンとインキングすると上手くいきます。
バランスよく葉っぱをスタンプ。
全体を見て、不自然な隙間やいびつな箇所があれば補います。
雨ばかりでうんざりかもしれないけれど、よい1日を過ごして欲しいという願いを込めて、フレーズは「HAVE A GREAT DAY!」。
お花を少し右にずらしているので、左下にバランスよく入ります。
裏にテープのりをつけて...
2つ折りカードの表紙に貼り付けます。いちばん濃いパープルのインクに合わせると、全体が引き締まります。
あじさいのごあいさつカードのできあがりです。
季節のお花、あじさいのスタンプを使って、梅雨真っ只中の日本に住む友人へのカードを作りました。コロナウイルスの影響で今年もおそらく会えないと思うので、日本の友人たちにはシーズンごとにお便りしたいなと思っています。
自然なグラデーションを表現するには、濃淡の違うインクパッドのセットが最適です。ここではパープル系にまとめましたが、ブルー系、ピンク系でもいいですね。
濃淡の違うインクパッドのセットをお持ちなら、ぜひ試していただきたいデザインです。この季節にぜひ!