目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
インテリアとしても注目を集めている、マクラメ編み。ひとつの結び方のみで作れる初心者さんにも安心のコースターのご紹介です。
直径2mmではボリュームが足りないようでしたので、ここでは4mmのコードを使ってご説明いたします。
マクラメコード 4mm
メジャー (ものさし)
テープ (マスキングテープ)
ハサミ
コーム
50cmの長さにカットしたコードを20本用意します。
コースタの外枠のうちの2辺を編みます。コードを横に1本敷きます。これが軸となります。
軸になるコードの中央に別のコードを下から潜らせ、軸の向こう側に5cmほど出します。
コードの反対側の先を、軸のコードに巻き付けます。
もう一度繰り返します。
上下ともバランスよく引っ張ると、ダブルハーフヒッチという結び目ができます。コースターは、この編み方のみで作ります。
次のコードで同じように結びます。
最初の結び目(右)に、新しく作った結び目を寄せます。
これをもう8回繰り返し、全部で10本のコードを結びます。
次は、一番左に結んだコードを軸にします。この軸には合計9本のコードを結びます。
編み目は角に寄せます。コースターの角の部分となります。
9本編むと、コースターの枠(2辺)ができます。
コースターの内側を編みます。作業がしやすくなるよう、真ん中の2本のコードをマスキングテープで固定します。
コードを中央で分け、左右の内側から4本ずつ取ります。
右側の4本のコードを軸に、左側のコードを編みます。
右側の4本組のうちの一番左のコードを軸にして、左側の4本組のうちの一番右のコードを結びます。
左側の4本組の他の3本も、同じ軸に結びます。親指の爪で押して結び目を寄せながら編むと上手くいきます。
4本編めました。
右側の4本組の他の3本もそれぞれを軸として、同様に編み進めます。
右側の4本組をすべて編み終えたら、方向を変えます。
左端の4本を軸にして続けます。
軸は常に上で、そこに巻き付けるイメージで進めると上手くいきます。
1本できました。残り3本も同じように軸にして結びます。
編み終えました。
次は、右側を編みます。
最初に作ったスクエアと同じ方向で編みます。
残りの外枠2辺を編みます。編まずに残っていた左端のコードを軸にします。
次は、編まずに残っていた右側のコードを軸にします。
合計9本編みます。
編み終わりました。これで外枠4辺ができました。
フリンジを作ります。お好みで3cmくらいにカットします。
フリンジ部分の撚りを手で戻し、さらにコームでほぐします。
仕上げにフリンジを再び切り揃え、整えれば完成です。
ダブルハーフヒッチというひとつの編み方だけで完成する、シンプルなマクラメのコースターの作り方をご紹介いたしました。結び方自体はとても単純ですので、軸にするコードと巻き付けるコードをしっかり把握していれば初心者さんにも向いているプロジェクトです。
コードさえ用意すれば、あとはハサミやコームといったどなたのご家庭にもある道具で取り掛かることができます。ビーズなど他のジャンルのハンドメイドよりも気軽にチャレンジできるのもマクラメの利点のひとつです。
コースターの作り方が分かれば、少し大きめにしてフラワーベースなどにも応用できます。サイズを変えてアレンジを楽しみましょう。