マクラメフェザー（リーフ）の作り方

1．材料と道具

・マクラメロープ（直径3mmの生成り）
・リング
・クリップボード（またはマスキングテープ）
・コーム
・はさみ

2．作り方

出来上がりサイズは、最大タテ5インチ（約13cm）ヨコ4インチ（約10cm）。カット次第で小さくできます。小さく仕上げたい場合も結びやすさを重視して、軸になるロープは16インチ（約40cm）の長さにカットします。

ラークスヘッドノットを結んでロープとリングを接続します。ロープを2つに折り、輪をリングに通します。

輪の中に指を入れてロープをつかみ…

引き出して締めます。

この軸にロープを結んでいきます。

結ぶロープの長さは希望の出来上がりサイズによりますが、これもあまり短いと結びにくいので、最低6インチ（約15cm）はあった方が良いと思います。余分は後でカットしてリサイズできます。

同じ長さのロープを24本用意します。6インチ（15cm）の倍数を測って…

一気にカットすると早いです。

8インチの軸1本と、6インチのロープ24本でスタートします。

リングの部分を固定します。私はクリップボードに挟む方法に落ち着いていますが、マスキングテープなどで机に貼り付けるか、または専用のクランプなどを使っても良いでしょう。

6インチのロープを2つに折ります。

軸のロープの下に渡します。

もう1本のロープを反対側に輪がくるように折ります。

ロープの先を、ひとつめのロープの輪に通します。

軸の左側は、このような状態になっています。

ひとつめのロープの輪に指を入れ、2つめのロープの端をつかんで…

引き出し…

輪の上に来るようにします。

左は輪がロープの上に、右は輪がロープの下になっています。

左右それぞれのロープの先をつかんで…

引っ張って結び目を締めます。

軸を支えて結び目を上に押し上げます。

これをあと11回、または希望の長さになるまで繰り返します。

小さく仕上げたい場合は、このあたりでストップしても良いでしょう。

12回結んだら、結び目をぎゅっと上に寄せます。

緩いところは締め直し、ノットのサイズが均一になるよう整えます。

ロープの撚りを捻って戻します。

目の粗いコームがあると便利です。

ロープはほぐすと長さが出るので、カットの際に必要以上に余裕を持たせなくても大丈夫です。

ほぐしたロープを下に撫で付け、軸をカットします。

反対側も同様に撚りを戻します。

この時点なら、ロープを減らしたり増やしたりできます。

しっかり結んであれば大丈夫ではありますが、心配なら細く出せるボンドをちょこっとつけると良いと思います。針先のようなノズルのジュエリー用のボンドなら、ロープの隙間に差し込めるのではみ出す恐れがありません。

ロープの波打ちが気になる場合は、霧吹きでお水をかければストレートになります。

お水を吹いた後にコームで梳かしたら、真っ直ぐになりました。しつこいようならスチームアイロンを当ててみると良いと思います。

仕上げです。ロープを撫で付け、ハサミでフェザーの形にカットします。

右、左、右、左…とカットしていくうちにだんだん小さくなってくるので、最初はあまり思い切らず、いちばん短いところに合わせるくらいの気持ちで始めると良いでしょう。

反対側もカットします。

コームで整え...

さらにトリミングをします。

形が決まれ...

出来上がり！

ですが、あればファブリックスティフナーをスプレーすると形が崩れにくくなります。

ファブリックスティフナーが乾き、必要に応じてさらにトリミングすれば、マクラメフェザーの出来上がりです。

3．まとめ

マクラメ、楽しい！これはハマる人はどっぷりハマってしまう趣味ではないかしら。ついついたくさん作ってしまい、夫に「お店を開くの？」などとからかわれています。

結び目を数えたりしなくて良いので、無心で手作業できる癒しのクラフトでもあります。このたびはバッグにぶら下げるキーチェーンのチャームにしましたが、複数作ってフレームに吊るし、モビールにするのもいいなと思っています。

プレーンができたから、今度は色付きにする予定。カラーのロープを使うのもいいし、出来上がってから染めるのも楽しそうです。

マクラメができるロープは100円ショップでも手に入るようですので、気軽にチャレンジできます。これくらいのサイズなら長さもそれほど要らないので、ぜひぜひ試してみてください。