決め手は気泡対策！メタルフラワーパーツを使ったゴージャスなレジンアクセサリーの作り方

1．材料と道具

・作家のためのレジン

・メタルフラワー（パーツクラブ）

・耐震マット

・クリアファイル

・パール

・淡水パール

・ビーズ

・パレット

・ドライフラワー（かすみ草）

・ピンセット

・モールド（パーツクラブ）

・竹串

・ヤスリ

・イヤリングパーツ

・接着剤

・洗濯ばさみ

・UV-LEDライト

2．作り方

市販のメタルフラワーを使います。

耐震マットに乗せて固定します。

メタルフラワーの中にレジンを少し注ぎます。

メタルフラワーの中にパールやビーズを配置し、硬化します。

溢れないようにレジンで少しずつ埋め、硬化します。

どんどんレジンを乗せて硬化します。

花びらの隙間もレジンで埋めて硬化します。

かすみ草のドライフラワーをレジンに浸します。気泡の入りやすいドライフラワー、特にかすみ草を使用する際は、このひと手間を惜しみません。封入する前に予めレジンに浸すことにより、気泡が入りにくくなるのです。

裏側もしっかり浸します。

レジンで固めたフラワーパーツはこのようになりました。

モールドにレジンを4割程度流します。

できたフラワーパーツを配置します。

ビーズを封入します。

かすみ草を封入します。

淡水パールも封入します。

下の方にも淡水パールを封入します。

隙間にパールを封入します。

ゴールドビーズを封入し、硬化します。

レジンをモールドいっぱいまで注ぎます。

全体に行き渡るように竹串で整え、硬化します。

モールドから取り出します。

バリを削って整えます。

できたパーツを耐震マットに乗せて固定します。

イヤリングパーツに接着剤をつけて貼り付けます。

丸1日乾かします。

裏側をイヤリングパーツごとコーティングします。

竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

表面をコーティングします。

竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

完成です。

3．まとめ

うまい使い方が思いつかずに持て余していたメタルフラワーパーツをメインにあしらい、パールやお花を合わせてレジンのアクセサリーを作りました。比較的大ぶりのゴールドのパーツを封入することにより、ゴージャスな印象になっています。

きれいに仕上げるコツは、ズバリ気泡対策にあります。複雑なデザインのメタルパーツをそのまま封入すると大きな気泡が入ってしまうので、ここでは封入前にレジンで固める方法を取っています。言ってみれば、メタルフラワーパーツをレジンで完成させてからさらにそれを封入材として扱うような流れです。

同様に気泡の入りやすいドライフラワーも、予めレジン液に浸してから封入します。ここで使用したかすみ草は特に気泡が入りやすく、レジン作家泣かせのアイテムです。かすみ草を封入する前には、このステップは外せません。

気泡はレジンクラフトの大敵ですが、それぞれの封入材の性質を知って対処すれば必ずきれいな作品に仕上げられます。竹串で潰したりエンボスヒーターで温めたりと気泡対策方法はいくつかありますが、硬化の途中でさらに浮き出てくることを想定してメタルパーツやかすみ草などは予めレジン液に浸してから使うのが良いでしょう。

急がば回れ。丁寧な下準備を心がけ、素敵なレジンアクセサリー作りを楽しみましょう。