目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ぷっくりとしていて可愛い音符。どんな音色が聴こえるでしょうか?ワイヤーアートの基本テクニックであるねじりを軸に音符の形の枠を作り、レジン液を流したチャームのレシピです。一般的な球体のモールドさえあれば作れます。
音符らしさを生み出すひらひらは、作り手のセンスの見せどころ!お好みの形に仕上げてデザインを楽しみます。
アクセサリーやプレゼント、飾りとしても可愛い、ぷっくり音符の作り方をご紹介いたします。
レジン液
モールド
調色パレット
スターフラワー
クリスパム
調色スティック
アーティスティックワイヤー #26 gold
やっとこ
UV/LEDライト
エンボスヒーター
マスキングテープ
丸やっとこと平やっとこの先にマスキングテープを巻きます。こうすることにより、ワイヤーのコーティングの剥げや傷付きを防ぐことができます。
アーティスティックワイヤーを使います。
直径0.5mmほどあれば、100円ショップで購入できるクラフト用ワイヤーでも代用可能です。
ワイヤーで音符の形を作ります。ワイヤーの先から2〜3mmの位置に爪楊枝を当てます。
爪楊枝にワイヤーをクロスさせます。クロスした部分をしっかりと持ち、爪楊枝をくるくると回してワイヤーをねじります。爪楊枝にワイヤーがぴったりとくっつくまで回します。
右手をワイヤーに軽く添えて爪楊枝をくるくる回しながら、指を爪楊枝の反対側に少しずつ引くときれいに巻くことができます。
1.5〜2cmくらいになるまでねじります。
余った先端のワイヤーを根元からニッパーで切り落とします。
爪楊枝を抜きます。
ワイヤーの輪を作ります。2本のワイヤーをねじり終えた部分を丸やっとこの先で挟み、ワイヤーを2回巻き付けます。
いったんやっとこを外して輪を側面から挟み直し、輪の根元にワイヤーを3回巻き付けます。
音符のはた(ひらひらの部分)を作ります。ワイヤーを巻き付けたところから1.5cmの位置に折り目を付けます。
折り目を平やっとこで挟んで跡をしっかりと付けます。
折り目を開いて形を整えます。
上の辺の左寄りを少し反らせます。
上の辺の右寄りを丸く盛り上がらせます。
下の辺は山形にウェーブさせます。
ワイヤーの続きはねじったワイヤーに巻き付けます。
ワイヤーをカットします。
ワイヤーの切り口はそのままにしておくと危険です。平やっとこで挟んでなじませましょう。
爪楊枝を抜いて出来た輪を切り落とします。
音符の上の部分のワイヤーが出来ました。
調色パレットまたは適当なモールドと直径12mmの球体を用意します。いずれもマスキングテープで拭って埃を取り除きます。
綺麗になったモールドに透明のレジン液を流し入れます。
今回は冬をイメージして白と水色のドライフラワーを入れます。
レジン液に浸け、ドライフラワーの隙間に染み込ませてしっかり気泡を抜きます。
ワイヤーで作ったパーツをマスキングテープに貼り付けます。
ピンセットで挟んで隙間をできる限りなくします。
ドライフラワーを浸したレジン液を音符のひらひら全体に薄く塗り60秒硬化します。
ある程度硬化したら枠の中に花びらを入れます。
しっかり硬化出来ていることを確認したら、裏返して裏にもレジンを塗ります。
球体モールドの半分くらいまでレジン液を注ぎ入れます。
ドライフラワーを加え、モールド全体に行き渡らせます。上から見た時に口がすこし凹んでいる程度までレジン液を入れます。
ワイヤーで作ったパーツを球体に挿して120秒硬化します。
裏からも120秒硬化します。
レジンクリーナーを使ってモールドから取り出します。これを使うと硬化したレジンがするっと取り出せてモールドの傷防止になります。
球体の上部の窪みにレジン液を足し、綺麗な球体にします。
爪楊枝にレジン液を取り、くぼみに乗せて120秒硬化します。
仕上げにコーティングをします。平やっとこで上の方を挟んで持ち手を輪ゴムで固定します。
調色パレットにコーティング用の透明レジンを入れます。その中に球体を浸し、くるくると回しながら全体をコーティングします。
余分なレジン液をしっかりと落とし、くるくると回して全体にまんべんなくレジンを行き渡らせます。
回転させながら120秒硬化します。
置いた状態でさらに240秒、ひっくり返して240秒硬化します。
出来ました。
四季をイメージして封入材を変えるのもいいですね。
ぷっくりフォルムが可愛い、レジンで作る音符のレシピをご紹介しました。封入するドライフラワーのカラーで季節をイメージして作るのも良いでしょう。もちろんドライフラワーではなく、着色して仕上げても素敵な作品になると思います。
ワイヤーアートをするときは今回のようにやっとこにマスキングテープを貼ることをお勧めします。ワイヤーが傷つくのを防いでくれます。塗料が剥げてしまうと目立つので作品を綺麗に仕上げるためには必須ポイントです。
音符のひらひら部分の作り方が難しいと思います。やりやすい方法も正解の形はないので、音符らしいカーブになるように完成形をイメージしながら曲げましょう。やっとこだけでなく指の腹も使うと変形しやすいかもしれません。
球体に音符のひらひらを挿して硬化する際は、全体のバランスを見て挿しこむ長さを調整しましょう。短すぎるとフォルムに重心が集まり少し不格好になってしまいます。モールドから出した後に球体の上部にレジンを乗せることも意識して挿しこむ長さを決めましょう。
球体のぷっくり可愛い音符。アクセサリーパーツや装飾、プレゼントにぜひ作ってみてはいかがでしょうか。