目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
これから訪れる秋冬にぴったりのソーイング小物のレシピをご紹介いたします。生地を合わせて周りをぐるりと縫うだけでできちゃう、かんたんなのにとってもおしゃれな防寒具。お出かけやおうち時間での防寒対策はもちろん、デザイン性も高いのでファッションのアクセントとしても楽しめるファー生地を使った手作りのネックウォーマーです。
2枚の布を合わせるだけなので、小さなパーツの寸法を測ったり印を付けたりカットしたり…という作業がほとんどありません。比較的短時間で完成させられますので、お忙しい方やソーイング初心者さんにもぴったりのレシピです。
実用的でおしゃれなファー生地を使ったハンドメイドのネックウォーマーを手作りしてみませんか?寒い日も温かさに心も体も包まれること間違いなしです。お好きな生地やレースを合わせてお気に入りのオリジナル作品に仕上げましょう。
・ファー生地(ボア生地やフリースなどでも)
・普通地(パッチワークにする場合は複数枚)
・ハサミ
・定規
・ミシンまたは手縫い針
・糸
・レースやタグ
・仮どめクリップ
・スナップボタン
生地を裁断します。大人サイズは70x18cm、子どもサイズは55x18cm。今回は大人サイズのネックウォーマーを作ります。最初にファー生地を70×18cmにカットします。
次に普通地(パッチワーク)をカットします。先にカットしたファー生地の上に生地を置き、お好みの幅でバランスを見ながら決めます。後で生地を縫い合わせるので、縫い代1cm分重なるよう大きめにカットしましょう。
生地を中表に重ね、ミシンで繋ぎ合わせます。
表に返し、お好みでレースやタグを付けます。
ファー生地に重ね、同じ大きさに切り揃えます。
切り揃えたらファー生地と普通地(パッチワーク)を中表に重ねます。
角を丸くします。コップなどの丸みを使って輪郭をなぞり、印を付けます。
付けた印に沿ってカットします。反対側も同様に印を付けてカットします。
仮どめクリップで固定します。中央5cmに返し口を作ります。
返し口を残してまわりをぐるっと縫います
カーブ部分の縫い代に切り込みを入れます。縫った糸まで切らないよう十分に注意しましょう。
返し口から表に返します。
縫い込まれた毛を目打ちで引き出して形を整えます。
返し口をコの字縫いで閉じます。
お好みで押さえミシンをかけます。
次にスナップボタンを付けます。ここでは2つ付けました。
完成です。
スナップボタンを1箇所に付け、襟風にしても可愛く仕上がります。
中表に重ねた生地のまわりをぐるりと1周縫うだけでできる、とっても簡単なネックウォーマーの作り方をご紹介いたしました。小さなパーツがないので、寸法を測ったり印を付けたり線に沿って切ったりという作業がほとんどなく、短時間で完成させられます。
お部屋は温かいのに襟周りはなんだかスースー、このまんまじゃもしかしたら風邪を引いちゃうかも?なんてこと、秋冬にはありがちですよね。そんな時にさっと身に付けられるのがこのネックウォーマー。家族はちょうど良いと言うのに自分だけが寒いと感じる時の防寒対策にも最適です。
もちろんお出かけ時にもぴったり。あったかくしてくれるだけではなく、デザイン性も高いのでおしゃれアイテムとしても大変有効です。お気に入りのはぎれを使えば愛着もアップ。お好みでパッチワークをしたりレースやリボンを付けたりと、いろんなアイデアで楽しめます。
実用的な防寒具としても冬の装いのアクセントとしても最適のネックウォーマー。これから来る寒い季節をハンドメイドのソーイング小物で乗り切りましょう!