目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
9月6日はクロッチャの日!年に1度の特別な日のために用意されたスペシャル福袋は、作家のためのレジンシリーズのアイテムの数々(レジン液、コーティング剤、着色剤)、シリコンモールド、そしてさまざまなマテリアルの封入材と、盛りだくさんの内容です。
福袋は、9月2日の午前10時より数量限定で定期便契約者様向けに先行販売受付中です。予定数に達しましたら受付を終了いたします。商品の発送は9月6日より順次発送の予定です。定期便をご契約いただいていない一般のお客様向けの通常販売分は、9月6日21時より受付開始の予定です。
さて、今回はその福袋に入っているネコのシルエットのシリコンモールドを使ったレジンパーツのレシピのご紹介です。透明感のある優しげな雰囲気にするため、カラーレジンはごく淡く着色し、可憐なかすみ草のドライフラワーを封入材として選択、そしてふんわりとまとめるために同系色のグリッターも加えてみました。
上品な印象に仕上げるコツ等を交え、詳しい作り方をご説明いたします。
・ネコのモールド(スペシャル福袋に入っているもの)
・作家のためのレジン 通常タイプ
・作家のためのレジン ぷっくりタイプ
・調色パレット
・作家のためのレジン 着色剤(レッド、ブラウン)
・竹串
・エンボスヒーター
・かすみ草のドライフラワー
・ピンセット(アクセサリー工具セット)
・パール
・ブリオン
・グリッター
・ヤスリ
・クリアファイル
・耐震マット
・UV-LEDライト
いろんなポーズをしたネコちゃんが作れるモールドを使います。
本体は、作家のためのレジンで形成します。
調色パレットにレジン液を流し入れます。
作家のためのレジンの着色剤で色を付けます。
パレットのレジン液にお好みの量のレッドとブラウンの着色剤を加えます。
よく混ぜます。
必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。
ネコちゃんのモールドに着色レジンを流します。
お好みのポーズのネコちゃんに着色レジンを流し入れたら…
竹串で伸ばして全体に行き渡らせます。
かすみ草のドライフラワーを封入します。
バランスよく配置したら、硬化します。
かすみ草全体がかぶるぐらいの量のレジン液を流します。
出てくる気泡を竹串の先などで突いて潰します。
封入したお花の上や隙間にパールやブリオンを散らします。
バランスよく配置したら、硬化します。
さらにかすみ草全体がかぶるぐらいの量のレジン液を流します。
竹串で少し伸ばします。
グリッターを使います。着色レジンとかすみ草のカラーに合わせ、ピンク系のグリッターを選びました。
竹串を用い、お花の周りにグリッターを散らします。
バランスよく散らしたら硬化します。
モールドいっぱいになるようにレジン液を流します。
竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。
モールドから取り外します。
ネコちゃんのパーツができました。
ヤスリを使ってバリを削り整えます。花びらが飛び出しているところも削って整えましょう。
裏側を上にして固定します。
作家のためのレジンぷっくりタイプで仕上げます。
裏側にレジンをぷっくり盛ります。
竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。
表面も同様にレジンをぷっくり盛ります。
竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。
通常タイプの作家のためのレジンを竹串の先に取り、側面をコーティングします。満遍なく塗ったら硬化します。
お花を封入したネコちゃんのレジンパーツの完成です。
クロッチャの福袋に含まれるエレガントなシルエットが美しいネコのモールドを使い、レジンパーツを作りました。透明感のある優しげな雰囲気にしたかったので、淡い着色のカラーレジン、かすみ草のドライフラワー、そしてそれらと同系色のグリッターでまとめてみました。
上品な印象に仕上げるコツは、お花をぎっしりと詰め込み過ぎないこと。モールド全体に埋め込むのではなく、かすみ草が1点からぶわっと咲くようなイメージで封入してみました。あえて空白を作ることで落ち着きが増し、アクセントとしてのお花のよさがさらに活かされています。
モールド自体は薄手のタイプなので、そのままがお好きな方もいらっしゃることでしょう。ここでは両面を作家のためのレジンぷっくりタイプをぽってりと盛ることにより、まるっとしたかわいらしいフォルムに仕上げています。
とても繊細なデザインのモールドです。しっぽの部分が細めなので、固めたレジンパーツをモールドから取り出す際は十分注意しましょう。