目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ペーパーに折り線をつけるためのクラフトツール、スコアリングボード。カード、封筒、アコーディオン(蛇腹)アルバム、ロゼットなどがより手軽に、よりきれいに作れるので、私のペーパークラフトには欠かせない道具のひとつとなっています。
今日は収納に役立つ、クラフトというよりは実用的なスコアリングボードの使い方をご紹介いたします。箱の中に決まった順番で並べておきたいアルファベットや数字のスタンプや、引き出しの開け閉めをするたびにごろごろ転がるマスキングテープなど、私はペーパーで仕切りを作って整理しています。
アルファベットパンチボードの小文字バージョンを入手したので、さっそくパンチを入れる収納箱に仕切りをつけたいと思います。
・ペーパートリマー
・スコアリングボード
・スタイラス(またはボーンフォルダー)
・定規
・ペーパー(ハガキ前後の厚さ)
私のアルバム作りの相棒、ワードパンチボード。新しく小文字バージョンが登場したので、迷わず購入いたしました。
「a」から「z」までの26ピースものパンチがあるのですが、残念ながらケースはついていません。アルファベット順に並んでいないと必要な文字をすぐに見つけられず使いにくいので、オリジナルの大文字バージョンはこんなふうに収納しています。
実はこれ、クリスマスのお菓子の空き缶なんです。セットのアルファベットとアドオンの数字と記号の合計39ピースのパンチを、スコアリングボードを使って作ったペーパーの仕切りで3列に収納しています。
新しく追加した小文字のパンチにも、仕切り付きのぴったりの収納箱を作りたいと思います。
家にある空き缶や空き箱に試しに入れてみたところ、ハワイ土産のクッキーが入っていたものがいちばん良さそう。
分厚くがっしりとした素材と作りなので、重量のあるパンチの収納にも耐えられそうです。
ペーパーの横幅は、箱の内法の幅。3.75インチです。
縦の長さは、内法の長さ7.75インチに仕切りに必要な長さを足して割り出します。
パンチの高さより少し低く、1.25インチの仕切りにします。
仕切り部分は二重になるので、高さの2倍必要(1.25x2)。合計4つの仕切りをつけたいので、1.25x2x4で仕切りに必要なのは10インチ。ここに箱の寸法の7.75インチを足すので、必要なペーパーの長さは17.75インチとなります。
12インチ以上のペーパーは持っていませんので、3.75インチ幅で2枚カットしました。
12インチの長さのペーパー2枚。この時点でテープやのりで貼り繋ぐ必要はありません。
仕切りと仕切りの距離は、パンチの長さに従います。突起部分があるので、1.75インチ取ることにします。
最初のラインの位置は、1.75インチ。スタイラスまたはボーンフォルダーで筋をつけます。
2本めのラインは、仕切りの高さの1.25インチ
3本めは仕切りの重なり部分になるので、同じく1.25インチ。これを繰り返します。
両方のペーパーにスコアラインを入れます。
スコアラインに沿って折っていきます。最初のラインは、谷折り。
次のラインは、山折り。
3本めのラインを谷折りすると…
ひとつめの仕切りになります。次も谷、山、谷の順に折り、仕切りを立てていきます。
2枚めのペーパーも同様に谷、山、谷、谷、山、谷…と折ります。
底の部分を重ねるように2枚をつなぎます。のり付けはしてもしなくてもOK。
余分を切り落とします。全体で7.75インチの長さにしたいので、0.75インチ残しました。
箱に敷き詰めます。
パンチは重量があるのでのり付けの必要は感じませんが、入れる中身によっては仕切りが浮かないよう、テープのりや両面テープなどで止めると良いと思います。
アルファベット順にパンチを並べ入れます。
これで使いやすくなりました。
カスタムメイドに仕切りに満足です。
ペーパークラフトの必需品、スコアリングボード。あればカード作りなどだけでなく、収納箱や引き出しの中などの仕切りも手軽に作れます。お持ちのみなさま、ぜひお試しください。