型なし簡単!レジンの使い分けで失敗なし!フリーハンドで作るシーリングスタンプ風シール
作品レシピ
2023年07月20日

型なし簡単!レジンの使い分けで失敗なし!フリーハンドで作るシーリングスタンプ風シール

お気に入りに追加

手紙や封筒を封印する際にグッとオシャレ度をアップさせてくれるアイテムと言えば、シーリングスタンプ。熱で溶かしたワックスを垂らし、その上からさまざまな形のスタンプを押しつけて書類や手紙などの大切なドキュメントを封印するものです。日本では「封蝋(ふうろう)」とも呼ばれています。 

 

そのレトロで趣のある雰囲気から、最近では本来の目的である封印以外の使い方でも人気があります。プレゼントのラッピング用に、または留め金具を付けてピアスやイヤリングなどのアクセサリーに加工したりと、いろんな楽しみ方が実践されています。 

 

そんな流行のシーリングスタンプを、今回はレジンで再現!シリコンモールドを使用せず、本体はフリーハンドで形成します。型なしでも上手に作るための秘訣は、作家のためのレジンの通常タイプとぷっくりタイプを使い分け。ドライフラワーと押し花を封入剤とした2種類の作り方をご紹介いたします。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

https://static.croccha.com/contentful/5QgZv9Z0M6hoEQJenA1XvU.jpg

・作家のためのレジン 通常タイプ

・作家のためのレジン ぷっくりタイプ

・UV /LEDライト

・小分けライスフラワー ドライフラワー フランボワーズ

・押し花 レースフラワー ドライフラワー ホワイト

・クリアファイル

・爪楊枝

・両面テープ

2.作り方

2種類のシーリングスタンプの作り方をご紹介いたします。最初は立体的に見えるドライフラワーのシーリングスタンプを、次に押し花を使用したものを作ります。

クリアファイルを適当な大きさに切ります。ここではおよそ5.5×7cmにカット。クリアファイルが動かないよう、マスキングテープで固定します。

https://static.croccha.com/contentful/4HISy4J0XzwDg4ODoVjVxm.jpg

作家のためのレジンぷっくりタイプで作りたいシーリングスタンプの大きさの輪を描き出します。綺麗な輪も素敵ですが、少し歪な形の方がシーリングスタンプらしく仕上がります。

https://static.croccha.com/contentful/6uMFsmBPRzkeY9AiAU26mT.jpg

すぐに1分硬化します。

https://static.croccha.com/contentful/2sDJyDTl2yqydTw6zww5Xt.jpg

輪の中に通常タイプの作家のためのレジンを少量入れます。

https://static.croccha.com/contentful/7K0d9S9b2CI6A4JkEZvOu8.jpg

爪楊枝で全体に薄く均一に全体に広げます。

https://static.croccha.com/contentful/4YwDf8ar3OtfxOxrOclmQu.jpg

ライスフラワーを使用します。

https://static.croccha.com/contentful/4RSQ6xBHMNg4XlbOIXJmoX.jpg

レジンを流し入れた輪の中心に置きます。

https://static.croccha.com/contentful/7CSQnFuuwOG8HKFw9MibHq.jpg

1分硬化します。

https://static.croccha.com/contentful/79M51kuuKtNyrsMlqWWLiM.jpg

裏返し、さらに1分硬化します。

https://static.croccha.com/contentful/2mltv7q6vdhoOPli718s2c.jpg

よりシーリングスタンプのような雰囲気に近づけるため、再度作家のためのレジンぷっくりタイプを円を描くように乗せて硬化します。気にならない場合は省いても良いでしょう。

https://static.croccha.com/contentful/z7IWPGmpYx4to9XYOgeNG.jpg

ドライフラワーを使用した立体的なシーリングスタンプの完成です。シールに仕上げたい場合は、裏面に両面テープを貼り付けます。

https://static.croccha.com/contentful/6BF0gIyhYcsmSQO0F77uBm.jpg

次は押し花を使用したシーリングスタンプの作り方です。クリアファイルの上にレースフラワーを置きます。

https://static.croccha.com/contentful/1nyXv5CFnJFEeCeVepa8sD.jpg

通常タイプの作家のためのレジンを少量乗せます。

https://static.croccha.com/contentful/4mZi6SZ0XC1DeDBNELo8GG.jpg

レジン液を爪楊枝で広げます。

https://static.croccha.com/contentful/3t39u9FTOGii0QPSeiJ7kL.jpg

薄く円を描くように広げましょう。

https://static.croccha.com/contentful/4v2cbHbaPzs7MLLPnaA6oS.jpg

1分硬化します。

https://static.croccha.com/contentful/3KAY6hN1whfug5QlqWHuI3.jpg

作家のためのレジンぷっくりタイプで輪を描いて囲います。

https://static.croccha.com/contentful/7GTy502eddSN5ons3innZb.jpg

1分硬化します。

https://static.croccha.com/contentful/4hqqriQszGcMjBlI811i06.jpg

裏返してさらに1分硬化します。

https://static.croccha.com/contentful/7CsWMlnHRSkJYAMkApinM0.jpg

完成です。シールに仕上げたい場合は裏側に両面テープを貼り付けます。

https://static.croccha.com/contentful/2nSdXRlYR2FadKytHwNFs8.jpg

封筒のシールとして使うととてもおしゃれです。

https://static.croccha.com/contentful/1Qed500uvCRbevO4rXsoXd.jpg

3.まとめ

型を使わず簡単に作れるシーリングスタンプ風シールのレシピを2種類ご紹介いたしました。ひとつめにはライスフラワーのドライフラワーを、ふたつめにはレースフラワーの押し花を閉じ込め、できたレジンパーツの裏側に両面テープを貼り付ければシールの完成です。

より本物のような雰囲気に仕上げる秘訣は、粘度の違うレジン液を使い分けること。溶かしたワックスが熱いうちに上からぎゅっとスタンプを押しつけてまわりにはみ出したようなデザインにするため、厚みの出せる高粘度のレジン液を外側に使います。真ん中はくぼみを強調するため、薄く塗り広げられるサラサラタイプのレジン液で仕上げます。

作家のためのレジンの通常タイプは粘度が低く、爪楊枝などで均一に広げたいときに最適なテクスチャー。ぷっくりタイプはこんもりと高く盛るのが得意なレジン液です。ここでご紹介したシーリングスタンプ風のレジンパーツは、この2種類のタイプを組み合わせて使うことで単に作ることができます。

2種類ご紹介した作品のうち、最初に作ったのはドライフラワーを封入するデザイン。ドライフラワーのバージョンは、立体感が強いのが特徴です。ふたつめにご紹介したレシピは、押し花を入れるデザイン。押し花はフラットなので、ドライフラワーで作るよりもさらにシーリングスタンプ風に仕上げることができます。

作家のためのレジンシリーズは、粘度で使い分けができて便利なだけではありません。どちらのタイプも気泡抜けが大変良いため、爪楊枝で突いたりエンボスヒーターで温めたりする手間が省けます。今回の作品ではほとんど気泡が入ることがなく、綺麗なクリア感で品のあるオシャレなシーリングスタンプ風シールを作ることができました。

裏側に両面テープを貼り付けてシールにすれば、大切な人へのプレゼントのラッピングに大活躍。金具を接着してピアスやイヤリング、またはネックレスなどのアクセサリーに加工するのも素敵です。出来上がったシーリングスタンプ風のレジンパーツのアレンジは無限大!いろんな使い方で楽しめます。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したアイテム

前の記事をみる次の記事をみる
絵里奈
絵里奈
レジン歴5年目⸜🌷︎⸝‍ ドライフラワーとレジンを使った作品作りが 大好きな主婦です🥰 本物のお...
前の記事をみる次の記事をみる