作品レシピ
2024年10月05日

レジンのマーブル模様作りもこれなら失敗なし!スクエアとリングのデザインネックレスの作り方

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秋冬の装いに合わせたい、深いブルーのレジンパーツが美しいネックレスを作ってみました。メインのパーツにはマーブル模様を入れて奥行きを出し、クリアパーツとリングを組み合わせてすっきりシンプルなデザインに。スクエアとサークルの対比のおかげでモダンでおしゃれなアクセサリーになりました。 

 

レジンアクセサリー作りにおいて、マーブル模様は人気のデザインのひとつです。しかし色が混ざりすぎて模様が見えなくなってしまったり、逆にカラーレジンの境目がくっきりとして不自然な印象を与えたり…と、お悩みの声が絶えないのもこのテクニック。 

 

そこで今回はカラーレジンの入れ方を工夫したマーブル作りをご提案いたします。色の違うカラーレジンを川の字に並べて作る方法です。層にしやすいので奥行きも難なく演出できる、初心者さんでも失敗の少ないやり方でマーブルのメインパーツを作ります。 

 

必要な材料や道具を含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・調色パレット

・着色剤 いろどろっぷ ファンタジーカラー(ミッドナイトブルー、コバルトブルー)

・着色剤 いろどろっぷ ベーシックカラー(ホワイト)

・竹串

・シリコンモールド ベーシック

・カーテン用のふさかけフック

・耐震マット

・ヤスリ

・ピンバイス

・ヒートン

・接着剤

・クリップ

・コーティング液

・丸カン

・リングパーツ

・ネックレス

・UV-LEDライト

2.作り方

作家のためのレジンを使います。

square 01

調色パレット2つにそれぞれ作家のためのレジンを流し入れます。

square 02

ホワイト、ミッドナイトブルー、コバルトブルーの3色の着色剤を使って2色のカラーレジンを作ります。

square 03

左のパレットにはミッドナイトブルーとコバルトブルーの着色剤を、右のパレットにはホワイトの着色剤を加えます。

square 04

調色スティックまたは竹串の先などでやさしく混ぜます。

square 05

ベーシックデザインのモールドを使います。

square 06

レジンを3回に分けて入れて層にします。スクエアの形のモールドにホワイトの着色レジンをななめに一本線を引くように置きます。

square 7

ホワイトの線の両サイドにブルー系の着色レジンを置きます。ホワイトとブルー系の着色レジンが触れ合うと良い感じのラインができます。

square 08

竹串で少しラインに変化を持たせたら硬化します。

square 09

2層めのレジンを入れます。ホワイトのラインを最初のラインとは違う位置に配置します。

square 10

最初の層と同様にラインの両サイドにブルー系の着色レジンを置き、竹串でラインに少し変化を持たせてから硬化します。

square 11

3層めも同様に作ります。すでにあるラインとは違う位置にホワイトのラインを引きます。

square 12

ホワイトのラインの両サイドにブルー系の着色レジンを置き、竹串でラインに少し変化を持たせてから硬化します。

square 13

モールドから取り出します。

square 14

メインのレジンパーツができました。

square 15

メインパーツを作るのに使ったスクエアの隣に、ひとまわり小さいモールドがあります。サブパーツはこれで作ります。透明レジンをモールドいっぱいになるように流して硬化します。

square 16

モールドから取り出します。

square 17

ブルーのスクエアよりひとまわり小さいクリアパーツができました。

square 18

できたパーツをぷっくりさせます。カーテンのふさかけフックに耐震マットを貼り付け、その上にレジンパーツを乗せて固定します。レジンパーツにレジンをぷっくりと盛ります。

square 19

竹串で全体に行き渡らせたら硬化します。

square 20

ヤスリでバリを削り整えます。

square 21

ピンバイスで穴を開けやすくするために、一部の角を平らに削ります。

square 22

平らに削った部分にピンバイスで穴を開けます。

square 23

ヒートンに接着剤を付けます。

square 24

ヒートンを挿し込み、丸1日乾かします。

square 25

仕上げのコーティングをします。

square 26

両方のスクエアパーツ全体にコーティング液を塗り、硬化します。

square 27

丸カンを用い(使い方はこちら)、レジンパーツ、リングパーツ、そしてネックレスチェーンを繋げば完成です。

square 28

3.まとめ

秋冬の装いにぴったり!シックな色合いのブルー系のマーブルパーツにクリアなレジンを合わせたネックレスを作ってみました。大小サイズ違いのスクエアとリングのサークルとの対比が目を引く、モダンでおしゃれなアクセサリーになりました。

境目が必要以上にくっきりとしてしまう、逆に混ざりすぎて模様が見えない…とお悩みの尽きないレジンのマーブル作り。モールドへの入れ方次第では意外と簡単にできてしまいます。ラインを引くように最初の色を置き、その両脇に次の色のレジンを並列させれば良いのです。

今回は3層に分けてマーブル模様を作ったので、より奥行き感のあるパーツに仕上がりました。美しいマーブルに仕上げるポイントは、1層め、2層め、そして3層めとラインを入れる際、すでに描いたラインとは別の位置に乗せることです。

スクエアの角にヒートンを付けたい時は、ヤスリで擦って平らにしてから行います。ピンバイスで穴を開ける作業が安全かつスムーズになります。怪我をしないよう十分に気を付けましょう。

深い色味が欲しくなる秋冬ファッション。趣のあるアズール系のブルーのチャームも、クリアパーツやメタリックな素材との組み合わせでより大人っぽく仕上がります。失敗しにくいマーブル模様の作り方を念頭にぜひチャレンジしていただきたいレシピです。

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もりもと まきこ
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