目次
- 1.材料
- 2.作り方
- 3.石鹸を作る際の注意点!
- 4.まとめ
溶かして固めるだけで、アレンジも無限大のグリセリンソープ。SNSでもいろいろなアレンジが紹介されており、可愛い石鹸に目が惹かれます。難しいことは一切ないので、お子さまも簡単に自分だけのせっけんづくりを楽しむことができ、ワークショップなどでも人気です。
今回はいろいろなアレンジの中から、初心者の方にもチャレンジしやすく、とても簡単なクッキーの型を使用した型抜きせっけんをご紹介します。100均でも可愛い型がたくさん売られているので、ぜひ挑戦してみてください。
・グリセリンソープ(MPソープ)
・香料
・着色料
・耐熱容器(紙カップ)
・耐熱のスプーンやマドラー(割りばしで代用OK)
・型抜き
・バット
・無水エタノール(薬局で手に入ります。なくてもOK)
→スプレー容器に入れておきます。
グリセリンソープを溶けやすいように小さめにカットします。
角砂糖サイズかそれより小さめがおすすめです。
耐熱容器に入れて、電子レンジへ。
少ない量の場合は、紙コップで代用OK!
500W~600Wで10~20秒ずつくらい様子を見てください。
※溶け切ると一気に溢れます。はじめは少しづつ様子を見ることがポイントです。
溶けた石鹸はとっても熱いので、気を付けてください。
※溶けた石鹸は思った以上に早く固まります。特に、気温が低い場所で作業をする場合は固まりやすいので、手早く作業してください。
※泡ができてしまった場合は、無水エタノールをスプレーすると少し落ち着きます。
石鹸用の着色料を使用しました。1滴ずつ様子をみます。
※今回は色がわかりやすいように透明カップに取り分けて着色しています。耐熱ではない透明カップは、レンジには使用しないでください。また、熱に溶けやすい素材ののもあるので、着色の際にも耐熱容器や紙コップをおすすめします。
今回はしっかり混ぜていますが、あえてムラを残すのもおすすめです。
香料を入れます。石鹸容量に対して0.5~1%が目安。
※香りをつける際の注意点!
・実際に石鹸として使用する場合には、お肌に優しい香料を選ぶことも大切です。石鹸やコスメ用のフレグランスオイルもあり、ネットストアなどでそろえることもできます。
・精油を利用する場合は、刺激の少ないラベンダーやイランイラン、ローズマリー、カモミール、レモン、ユーカリなどがおすすめです。精油には様々な効能があるので、気分によって香りを選んでも良いですね。
バットに石鹸を流します。
厚みはお好みで調節してください。クッキーのような厚みがあるものもおすすめですが、薄く伸ばすと、紙石鹸のような仕上がりになります。
常温で少し置き、固まったらバットからシート状の石鹸をはがします。
クッキー型をのせ、上から力をかけて型抜きします。
はがしにくい場合は、バットットのまま型を抜いても良いですが、バットが傷つく場合があります。
完全に固まる手前の、少し柔らかめで型抜きすると少し丸みのある仕上がりになりますが、力の弱いお子様には型抜きしやすいです。
完成!
型抜きしたら、1~2時間常温で放置してください。
●使用する前は、必ず少量でパッチテストを行ってください。お肌への刺激を確認してから使用します。
お肌に合わないときは、すぐに使用を中止してください。
※パッチテスト・・・石鹸や化粧品等でアレルギー反応を起こさないか、体質に合っているかチェックすることです。石鹸の場合、水を付けた指で石鹸をこすり、体の目立たないところに少量つけます。その上を、ガーゼやばんそうこうで覆い、しばらく置きます。痛みやかゆみが出た場合は、すぐに洗い流してください。半日ほどして、反応が何もでなければ、その石鹸を使うことができます。
●保管方法
長期保管する場合は、ラップに包んで冷暗所に保管することをおすすめします。温度が高いと泡粒ができることがあるので、注意してください。香りは長期保管することで薄くなっていきます。
お菓子作りをするような感覚で、とてもかわいい石鹸ができました。型や色を変えることで雰囲気もがらりと変わり、アレンジも楽しめます。
型を抜くときにすっと石鹸に入る感覚も気持ちよく、いくつも型抜きしたくなるのではないでしょうか。とても簡単ですので、ぜひ作ってみてください。