目次
- 1.材料と道具
- 2.目数リングの種類と用途
- 3.作り方
- ①目数リングの作り方
- ②段数リングの作り方
- 4.まとめ
編み物が大好き!そして編み針や糸を見ているだけで幸せ!そんな編みワールドを体験しているみなさんが大切にしているのが、便利でかつ制作時間を幸せにしてくれる小さな道具類です。
今日は編み物必須アイテムである、編み物リングのお話です。目数リングと段数リングの使い方と、テンションの上がる簡単で可愛い手作りレシピをご紹介いたします。
目数リングと段数リング共通
・ビーズ
・Tピン
・アクセサリー工具(丸・平やっとこ、ニッパー等)
・丸カン
目数リングを作る場合
・編み針のサイズより少し大きめのリング
段数リングを作る場合
・細めのピン
追加素材
・粘土
まず最初に、目数リングについてのご説明をいたしましょう。目数リングには、「目数リングについて」と「段数リング」の2種類あります。
目数リングは、棒針編みをする時に針に通して使います。目的は、「今何目まで編んだか?」、「ここからは模様編みや違う編み方にする」などの目印をつけることです。
段数リングは、編んできた段数に付けておくものです。「今何段編んだか?」がひと目で分かるようにするのが目的です。また、左右対称にする場合は最初の目に付けておき、同じ段になるようにすることもできます。
何度も数え直す必要がなくなるので作業時間を短縮してくれ、さらに間違いを減らしてくれる便利な道具が目数リングと段数リング!実用的なだけでなく、ちょっとしたチャームをつければテンションもアップ。かわいいと、写真撮影する時も、SNSに画像を投稿する時も嬉しいものですよね。
今回は2種類の作り方を紹介します。
目数リングと段数リング、どちらを作る場合も飾りになる素材は同じです。今回は1cmの大きさのビーズと小さなビーズで作ってみましょう。
Tピンに好きなビーズを入れ、ビーズに合わせてピンを根本から折り曲げます。この時2〜5個くらいのビーズを連ねましょう。リングに直接付けるよりも少し揺れるように仕上げる方が、編んでいる時に生地に引っ掛かりにくく、使いやすくなります。
反対の手のひらを上に向けて丸やっとこを持ち、くるっと丸めます。ピンが長い場合は、ニッパーでカットしてから丸めるとよいでしょう。
輪の部分をしっかり閉じます。
丸カンを横に広げ、つなぎます。
同じ丸カンを開いたままリングも入れ、閉じます。
完成!少し揺れるタイプの目数リングができました。
目数リングは、靴下を編む際にヘビーユーズしています。かかとを編む時に左右に付けて、往復の回数を忘れないようにするのに大変便利なのです。
続いては段数リングの作り方です。ビーズの飾りの部分は同じように作り、ピンに丸カンで繋ぎます。
完成です。段数リングは、長く段数を編む時や編み目が数えにくい時に重宝します。
応用編もご紹介致しましょう。粘土で好きなモチーフを作ってみました。その時の糸に合わせて色を変えるのが楽しい!
編み物大好きなみなさんは、きっと「かわいい道具で揃えたい!」と望んでいらっしゃるはず。ここで作り方をご紹介した目数リングと段数リングは、そんな気持ちに共感していただけるのではないでしょうか。
目数リングは、棒針編みをする際に針に通して使います。「何目まで編んだか」がすぐに分かるようにするための道具です。また、「ここからは模様編みにする」、「違う編み方に変える」など、先の手順を誤らないようにするために目印をつける目的でも使います。
段数リングは、編んできた段数に付けておくものです。段数リングのおかげで「これまで何段編んだか」がひと目で分かります。また、左右対称にする場合にも大変重宝するアイテムです。
編み物をしていると、途中で手を止めて目や段を数えることを頻繁に行います。毛糸の色や編み方によっては目や段が分かりにくく、念の為と何度も何度も数え直すなんていうことも。目数リングや段数リングがあれば時間短縮になり、そして数え間違いによる失敗率もうんと下がります。
市販のものもありますが、プラスチックの輪っかなんて味気ない!ビーズや粘土で作ったチャームなどをぶら下げたお手製リングで編み物を楽しみましょう。手作りする際は、ビーズを連ねて少し揺れるデザインにすると生地に引っかからず使いやすくなります。
かわいい道具は見てるだけで幸せですよね。市販のリングや糸、輪ゴムなどでも代用できますが、できたら個性的でテンションの上がるかわいいアイテムに囲まれて作業したいですよね。写真を撮った時も確実に違います!
リングの飾りは、ビーズ、粘土、レジンなど、お好きなものでOK!趣味の時間をお気に入りのツールで演出し、もっともっと楽しみましょう。