目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
- 4.参考になる投稿
お子さまから大人の方まで根強く人気のレジン。100均などでも手軽に材料を揃えることができ、あると便利なUV/LEDライトも安いものでは1000円程度で手に入ります。色をつける際も、専用の染料を使うイメージでしたが、最近ではマニキュアやアクリル絵の具、パステルなど身近な材料で色付けされた作品もよく目にするようになりました。アルコールインクも人気ですね。
今回使用する水彩絵の具は、実はレジン液との相性は悪く、レジン液に混ぜて使うことはおすすめできません。レジンが液が嫌う水分が多く、硬化不良が起こるからです。しかし、水彩絵の具の透け感と手軽さをどうにかレジンに活かすことができたらと思い、今回は固めたレジンに直接水彩絵の具を塗り、しっかりと水分を飛ばして乾かすことで、水彩画を閉じ込めたようなアクセサリーに仕上げてみました。
・UV/LEDレジン液
・レジン用着色料(ホワイト)・・・マニキュア等で代用可能なくてもOK!
・水彩絵の具
・シリコン調色カップ&シリコンスティック
・細筆
・フレームパーツ(ミール皿等でもOK)
・シリコンマットやカットしたクリアファイル
・マスキングテープ
・イヤリングやピアスパーツ
お好みで
・パール
・ラメやホロ、金箔など
・紙コップ(パレットと筆洗の代わり)
・UV/LEDライト
シリコンマットやカットしたクリアファイルの上に粘着面を上にしたマスキングテープをのせ、左右を同じくテープで固定します。
その上にフレームパーツを貼り付けます。
調色カップにレジン液を出します。
白の着色料で色を付けます。
フレーム内に白く着色したレジン液を流します。薄く全体に流してください。
UV/LEDライト(以下ライト)にあてて固めます。
お好みの色の絵の具を用意します。今回は、紙コップをパレットとと筆洗代わりに使用します。
白のレジン液を固めた上にお好みで色を塗っていきます。
あまり水は付けすぎないようにしてください。
3色でランダムに色を塗りました。
このまましばらく乾燥させます。ここでしっかり乾かすことがポイントです!
この大きさの作品で、半日程度放置しました。
乾かすのに時間がかかるので、色を付ける段階でいくつかまとめて作っておくことをおすすめします。
しっかり乾いたら、レジン液を流します。今回は、ラメを混ぜました。
全体に伸ばしたら、ライトで照射して固めます。
上部にレジン液を出し、パールをのせてライトで固めました。
金箔とも組み合わせてみました。
裏面にもレジン液を出し、蝶バネイヤリングをのせ、固めました。ボンドでつけてもOK!
完成です。
いかがでしたか?レジンには使えないと思っていた水彩絵の具も、ひと工夫でその良さを活かすことができました。しっかりと乾燥したことで硬化不良はなく、滲まないか2か月作品を放置して実験しましたが、今のところ変化は見られませんでした。
今回使用した水彩絵の具も100円で8色入っており、リーズナブルなところも魅力です。ぜひ、一度挑戦してみてください。