目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
サンキャッチャーをご存知でしょうか?サンキャッチャーは英語でsun catcherと綴り、日本語に直訳すると「太陽を捕まえるもの」となります。別名レインボーメーカー(rainbow maker)「虹を作り出すもの」とも呼ばれています。
それらの名称通り、サンキャッチャーとは太陽の光とクリスタルガラスのプリズム効果によって空間にたくさんの虹を広げてくれるインテリアアイテムを指します。
シュタイナー教育(感情や意志に働きかける総合芸術としての教育)ではリュースターという名で呼ばれるサンキャッチャー。生活や季節のリズムを感じ、光を体験する五感を高めるためのツールとして使われ、今日まで親しまれています。
また、「揺れるもの」や「光るもの」が良いとされている風水では、サンキャッチャーは最適なツールとも言われています。新築、転居、または出産などの新たなスタートを迎える方々への贈り物にも大変喜ばれるインテリアグッズです。
ご自分の生活にもサンキャッチャーと虹を取り入れてみませんか?基本のサンキャッチャーの作り方のご紹介いたします。
・メインクリスタル(クリスタルガラス30mmボール型)
・テグス(釣り糸)
・お好みのビーズ
・ハサミ
テグスを約50㎝にカットし、クリスタルガラスの穴に通します。
テグスの片方を7㎝程度通し、二重結びにします。
ビーズをテグスに通します。
最初に二重結びにしたテグスの7cmの短い方も一緒にビーズの穴に通すと、美しく仕上がります。
虹の層のように並べます。
ビーズをすべて通し、テグスの端を二重結びにしてフックに掛けるための輪っかを作れば出来上がりです。輪っかはお使いになるフックのサイズに合わせてサイズを決めると良いでしょう。
陽当りの良い窓のカーテンレールにS字フックをかけて吊るすことで、お部屋にいながら気軽に虹を楽しむことができます。
比較的どの家庭にもあるテグス(釣り糸)を使った、基本的なサンキャッチャーの作り方をご紹介いたしました。テグスの代わりにナイロンコードや細めのチェーンなどでも作ることが可能です。その際には平ヤットコやニッパーなどの工具が必要になります。
今回は虹の7色のビーズだけのシンプルなデザインにしました。
ご自分で作る際にはお好きな色で揃えても良いですし、形の異なるものを組み合わせても良いでしょう。ビーズの数や形、そしてその素材によってガラリと雰囲気が変わるので、いろいろと試してみるのもおすすめです。
サンキャッチャーの吊下げ部分の長さは、飾る場所や窓に合わせて決めます。太陽の光がクリスタルガラス部分に当たる長さで作ると、お部屋の中に虹が美しく広がります。またそよ風でサンキャッチャーが揺れると、その虹たちも部屋の中を気持ちよさそうに駆け巡ります。
雨上がりにしか見られないはずの虹が天気の良い日に、しかも家の中で気軽に楽しめるのが、サンキャッチャー。言ってみれば、虹と光のインテリア雑貨です。風水の面からも吉とされているサンキャッチャーで、虹を楽しむ生活をはじめてみませんか?