目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
6月と言えばジューンブライド!花嫁さんが持つウェディングブーケをイメージしたレジンのヘアクリップの作り方をご紹介いたします。ドライフラワーには純真や無垢の象徴である白を選び、パールやストーン、ブリオンなどで煌めきもプラスして上品さと華やかさの溢れる仕上がりになりました。
レジンに閉じ込めてもこんもりと丸みのあるブーケのような立体感を保つため、いくつかの工夫を凝らしています。封入する前に一部のお花をカットしたり平面的にならないよう複数の層に分けて封入したりと、奥行きと動きを出すためのちょっとした小技を効かせて作ります。
材料や道具のご紹介を含め、詳しいレシピをご紹介いたします。
・作家のためのレジン
・作家のためのレジン ぷっくりタイプ
・かすみ草のドライフラワー
・調色パレット
・ピンセット(アクセサリー工具セット)
・ハサミ
・長方形のモールド
・竹串
・淡水パール
・パール調のフラワーパーツ
・ストーン
・ブリオン
・ペン型LEDライト
・英字シール
・カッター
・ヤスリ
・耐震マット
・クリアファイル
・ヘアクリップ
・接着剤
・洗濯バサミ
・コーティング液
・UV-LEDライト
かすみ草のドライフラワーを使います。
茎をぽきっと折ります。
使う分だけ取り分けて容器に入れます。
容器をもうひとつ用意します。
かすみ草をハサミでランダムにカットし、花びらを入れます。
ひとつの容器には丸ごとの、もう片方にはカットしたお花の用意ができました。
本体の形成には、長方形のシリコンモールドを使います。
作家のためのレジンを使います。
モールドにレジン液を流します。
モールドを傾け、全体に行き渡らせます。
カットした花びらを並べて置きます。
周りを囲うようにバランスよく置いたら硬化します。
上からレジン液を流し入れます。
モールドを傾け、全体に行き渡らせます。
淡水パール、パール調のフラワーパーツ、ストーン、そしてブリオンなどを用意します。
中央にカットしていないかすみ草を3つ置きます。
淡水パールなどをバランスよく配置します。
パール調のフラワーパーツの中心にブリオンを乗せます。
動かないように仮硬化し、さらにきっちりと硬化します。
モールドの8割程度までレジン液を流し入れます。
気泡が入ったら竹串の先などで突いて取り除きます。
カットした花びらを乗せます。
中心のかすみ草にブリオンをランダムに乗せます。
バランスよく配置しましょう。
動かないように仮硬化し、さらに硬化します。
モールドの9割程度までレジン液を流し入れます。
竹串の先で伸ばして全体に行き渡らせ、硬化します。
英字シールを使います。
使う部分をカッターで切り出します。
好みの場所に貼ります。
モールドいっぱいになるようにレジン液を流し入れます。
竹串の先で均し、全体に行き渡らせて硬化します。
できたパーツをモールドから取り出します。
バリを削って滑らかに整えます。
耐震マットに乗せて固定します。
作家のためのレジンのぷっくりタイプで仕上げます。
表面をぷっくり盛ります。
竹串の先で伸ばして全体に行き渡らせ、硬化します。
ヘアクリップを接着します。
アクセサリー金具の接着には、透明に乾くタイプのものが向いています。
ヘアクリップに接着剤を塗ります。
レジンパーツの裏側に貼り付け、丸一日乾かします。
レジンパーツ全体にコーティング液を塗り、硬化します。
完成です。
気分が沈みがちな梅雨の季節。でも6月は、女性の憧れジューンブライド!この月に結婚する女性は一生幸せになれると言われています。そこで花嫁さんが持つウェディングブーケをイメージしたお花のレジンパーツを作り、ヘアクリップにしてみました。
使ったお花は、かすみ草。純真無垢の象徴である白を選び、ゴールドの輝きとパールの煌めきを加えることで上品かつ華やかな仕上がりになりました。
ブーケのようなふわっと立体的な様子をレジンの中で表現するため、いくつかの工夫を凝らしています。パーツの中心には大粒のそのままの姿のかすみ草を封入し、その周りにはハサミでカットした花びらを散らすように配置します。
そして花びらは2層に分けて封入することにより、奥行きをはっきりと出してより動きのある印象に。これでこんもりとバランスよくアレンジされたブーケのような雰囲気が出せるというわけです。
白いお花の美しさを存分に楽しむため、レジンには着色をしていません。透明ですので、アクセサリー金具を接着する際はクリアに乾くタイプのボンドを使用しましょう。
色も控えめ、サイズも小ぶりのアイテムだけれど、躍動感のあるアレンジメントのおかげで存在感は抜群です。じめじめとして気持ちも晴れないこの時期こそ、爽やかで美しいアクセサリーを身に着けたいものです。ぜひ試していただきたいとっておきのレシピです。