作品レシピ
2025年06月18日

コンパクトなサイズ感が可愛い!丸いバニティポーチの作り方

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レトロでかわいらしい雰囲気を持つ、バニティポーチ。本来メイク用品を入れるための小型バッグであるバニティは、そのコンパクトなサイズ感と携帯しやすいデザインから近年ではお出かけ用のファッションアイテムとしても注目を集めています。今回はそんなバニティポーチを布地で作るレシピをご紹介いたします。 

 

バニティポーチの特徴は、しゃきっと自立するところです。布製のバッグはそのままではくったりしてしまいますので、バニティポーチの形にするには下準備が必要です。 

 

必要な材料や道具等を含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
ソーイングソーイング

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

お好きな布

キルト芯

20cmファスナー

仮止めクリップ

断ちばさみ

ミシン

2.作り方

布を裁断します。本体表布と裏布を直径11cmの円形にカットします。2枚ずつ用意します。

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本体表布の裏面にキルト芯を貼ります。

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20cmのファスナーをを1つ用意します。

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ファスナー横上部分の表布のサイズは3×23cm。1枚用意します。

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ファスナー横下部分の表布のサイズは6×23cm。1枚用意します。

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表布の裏面にキルト芯を貼ります。

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ファスナー横上部分の裏布のサイズは3×23cm。1枚用意します。

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ファスナー横下部分の裏布のサイズは6×23cm。1枚用意します。

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側面の表布と裏布のサイズは9×10cm。それぞれ1枚ずつ用意します。表布の裏面にはキルト芯を貼ります。

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タブ布のサイズは6×10cm。1枚用意します。裏面にお好みで接着芯を貼ります。

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最初にタブを作ります。タブ布を中心に向けて両端から折り込み、さらに半分に折って4つ折りにします。

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サイドを縫い代2mmで縫います。

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タブを2つ折りにして端を縫い代5mmで縫います。

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本体表地と裏地を外表に重ねて固定し、縫い代5mmで縫います。もうひとつも同様に作ります。

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ファスナーを縫い付けます。ファスナー横上部分の表布の布端から5mmのところにファスナーのスライダーを向かい合わせにして重ね、クリップで固定します。

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布端から5mmのところを縫います。

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ファスナー横上部分の裏布を中表に重ねて固定し、表布の縫い目の2mm左側を縫います。

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角の縫い代を斜めにカットします。

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表布と裏布を重ねて固定し、ファスナーのきわを縫い押さえます。

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ファスナー横下部分の表布の布端から5mmのところにファスナーのスライダーを向かい合わせにして重ね、クリップで固定します。

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ファスナー横下部分の裏布を中表に重ねて固定し、表布の縫い目の2mm左側を縫います。

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角の縫い代を斜めにカットします。

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表布と裏布を重ねて固定し、ファスナーのきわを縫い押さえます。

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側面の表布と裏布を中表に重ね、間にファスナー布を挟んで端を揃えて固定します。

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縫い代1cmで縫います。ミシン針が金具に当たらないように注意しましょう。

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余分な縫い代をカットします。角は斜めに切り落とします。

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側面の布を表に向けて内側を縫い押さえます。

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反対側も同様に側面の表布と裏布を中表に重ね、間にファスナー布を挟んで端を揃えて固定して縫い代1cmで縫います。間の布を縫わないように注意しましょう。

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余分な縫い代をカットします。角は斜めに落とします。

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側面の布を表に向けて内側を縫い押さえます。輪になっているので注意が必要です。下側の布を縫わないよう気を付けましょう。

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布端を縫い代5mmで縫います。

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本体布とファスナーが付いている布にそれぞれ対角線上に切り込みを入れます。

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背面上側にタブを仮縫いします。ファスナーが付いている布の背面の上側の切り込みとタブの中心を合わせて固定し、縫い代5mmで仮縫いします。

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本体布とファスナーが付いている布を中表に重ね、切り込みを合わせて固定します。片側ずつ行います。

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縫い代1cmで縫い合わせます。ミシンの押さえを上げて布の向きを変えながら縫いましょう。

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反対側も同様に縫い合わせます。

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縫い代をカットして布端を切り揃え、ジグザグミシンをかけます。バイアステープで包んでも良いでしょう。

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表に返せば完成です。

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3.まとめ

携帯しやすいコンパクトなサイズがトレンドのバニティポーチ。バニティとは、本来は小型の化粧バッグやポーチのことを指します。どこかレトロでかわいらしい印象のあるバニティは、メイク道具を入れるだけではなくファッションアイテムとして近年人気を集めています。今回はそんなバニティを布地で作るレシピをご紹介いたしました。

バニティの最大の特徴は、しゃきっと自立するところです。そのままではくたっとしてしまう布を使って作る場合は、下準備が必要です。今回は表布の裏面にキルト芯を貼りました。ふっくらとした厚みをもたせる役割を担うキルト芯を使うことで、しっかりとしたポーチができあがります。

キルト芯や生地が複数重なった部分はどうしても分厚くなってしまいます。そうすると、縫い代や角の部分がごろごろして気になるかもしれません。そんな時は、仕上がりに響かない不必要な箇所を切り落とすとすっきりとします。ギリギリをカットする際は縫い目まで切らないように十分注意しましょう。

今回、ポーチの内側の縫い代はジグザグミシンをかけて始末しました。もっとも手軽で短時間で済む方法です。お好みでふちどりバイアステープで包んでも良いでしょう。さらに本格的な仕上がりになります。

背面にはタブも付けました。デザイン性がアップするのはもちろん、リングや丸いカラビナなどを付ければストラップやチェーンも接続可能。用途に合わせて便利に楽しく使えます。

生地とファスナーの色を揃えたり、またはアクセントになるようなコントラストカラーを合わせたり…と、お好きな組み合わせで作れます。コンパクトなサイズがかわいらしい今がトレンドのバニティポーチ。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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