目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
梅雨時期になると綺麗に咲くアジサイ。雨続きで沈む気持ちも、綺麗なお花が癒してくれます。そんなアジサイは、咲いている生花を楽しむのもひとつですが、水をやらなくても枯れないプリザーブドフラワーに加工されたものがハンドメイドの材料としても人気です。
色鮮やかで、着色加工されたものなどもあり、カラーバリエーションも豊富なので、梅雨時期にかかわらず年中さまざまなデザインで楽しむことができます。また、プリザーブドフラワーの中でも手頃な価格で購入でき、最近では100均でも手に入るので、手軽に使いやすいのではないでしょうか。
そんなアジサイのプリザーブドフラワーを、今回は香りと共に楽しめるアロマワックスサシェに加工しました。玄関やお部屋に飾って、梅雨のジトジト感やこれからはじまる暑い日々に癒しを与えてみませんか?
・ワックス…約30g
※ワックスは主にソイワックスとミツロウを同量ブレンドしたものを使われることが多いです。ミツロウの代わりに、パラフィンワックスで代用もできます。最近では既にブレンドされたワックスも販売されており、非常に便利です。今回は、単体で溶かすだけのブレンドワックスを使用しています。
・着色スティックやオイルクレヨン、パステルなど(着色に使用します)
・シリコン型
・割りばしやマドラー
・お鍋(ホーロー鍋)※直接使う場合は、調理用とは別の専用のものを用意してください。
・湯煎する場合は耐熱ボウル
・耐熱プラスチックカップまたは紙コップ
・アロマオイルや精油
・ピンセット
・アジサイ(プリザーブドフラワー)
・英文フィルム
・紐やリボン
・あればハトメ
ワックスを溶かします。
耐熱ボウルなどに入れて湯せん、もしくはお鍋に直接入れて溶かします。
今回はお鍋に直接入れました。弱火~中火で溶かします。
※火が強すぎると焦げたような色が付き、200℃を超えると引火するので、作業中は目を離さないでください。
溶かしたワックスに色を付けます。
今回は紙コップに移して作業をします。
クレヨンをはさみで小さくカットしていれ、混ぜます。
細かく削るように入れると溶けやすいです。
クレヨンが溶けるまでよく混ぜます。
精油を入れて混ぜます。
温度が高いと香りが飛ぶので、10~20滴ほど入れて、しっかり香りを付けてください。
ただし、強い香りが苦手な方は、少なめに調節してください。
※安いフレグランスオイルは分離することがあるので、精油や質の高いものを使用してください。
型に流します。
表面に膜が張ってきたら、フィルムをのせます。
すぐに、アジサイなど飾りたい材料を配置します。
※熱いので、ピンセットやわりばしを使い、素手で作業しないでください。
早すぎると沈んでしまいますが、ワックスが固まりすぎると作業がしにくいので、膜が張りはじめたら手早く作業して下さい。
作業を始める前に配置を決めておくと、スムーズにできます。
すべて配置できたら、固まるまで放置します。
完全に固まったら型から外し、紐を通して完成です。
穴にハトメをとりつけてから紐を通すと、強度が上がります。
いかがでしたか?やさしい雰囲気の爽やかなアジサイは、初夏にぴったりではないでしょうか。
また、梅雨時期は、湿気によってカビや雑菌が繁殖しやすく、臭いが気になることもありますが、そんなときにもいい香りのアロマサシェがおすすめです。特に、『ラベンダー』や『ティートリーには』抗菌効果もあり、気分をリフレッシュさせる効果もあります。目でも楽しみ、心もスッキリして、ジトジトした梅雨を楽しく乗り切りたいですね。