目次
- 方法その1.ステッカー
- 方法その2.パンチ
- 方法その3.スタンプ
- まとめ
スクラップブッキングを始めたのは2010年の元日のこと。美術館のチケットやパンフレットの切り抜きと共に12x12インチ(約30x30cm)の大きな台紙に写真を貼り、カリグラフィーペンでジャーナル(コメント)を書いたものでした。
その後、スマッシュというコラージュノート風のシステム、プロジェクトライフという区画されたクリアポケットに写真とカードを入れるポケット式スクラップブッキング、クラフト用製本マシンを使って小さな台紙をスパイラル綴じにするミニブックなど、さまざまなスタイルとサイズで写真アルバム作りを楽しんでいます。
昨年末からは、4x8インチ(約10x20cm)にカットしたパターンペーパーに写真をスクラップしてクリアポケットに入れる方法で、月ごとにまとめています。
内容はなんでもあり!イベントやドライブなどのお出かけ写真だけでなく、日常のスナップショットや食べた物の記録、観た映画なども一覧にして、ログの役目も兼ねています。
写真アルバム、日記、コラージュ、手帳、スクラップブッキングを融合させたような私のマンスリードキュメント。がんばり過ぎないのが継続の秘訣だと思うので、とにかくシンプルに、そして時間をかけずに完成させることを念頭に置いて作っています。
ジャーナルは手書きしますが、各ページのタイトル作りにはスクラップブッキングの要素を取り入れ、ちょっとした装飾性を持たせるようにしています。
今日は、私がよく使う文字(アルファベット)の入れ方を3種類ご紹介したいと思います。
一番手っ取り早く、そしてペーパーや他のエンベリッシュメント(飾り)との調和を保てるのが、ステッカーです。
スクラップブッキング向けのパターンペーパーは単独で発売されることはほとんどなく、各ブランドから年に数回、「コレクション」としてリリースされます。
コレクションには十数種類のペーパー、そしてそれにコーディネートされたさまざまな素材のステッカー(シール)、エフェメラ(形にカットされたペーパーピース)、フレーム類、ボタン類、リボン類、テープ類などが含まれます。
アルファベットのステッカーは、必ず入っているアイテムのひとつ。
もちろんコレクションの他のパーツとコーディネートされているので、色柄ともに合わせやすく、ページ全体に統一感を持たせることができるのが魅力です。
「stay at HOME」(自宅待機)と綴ります。
直接ペーパーに並べても良いのですが…
私は先に定規の端っこに綴ってからペーパーに移動させます。
こうすることで、左右どちらかに寄り過ぎたり、スペースがなくなって剥がしてやり直し、なんていうことが防げるんです。
位置を決めたら剥がれないように押さえて…
定規を抜き取ります。
私は薄くてしなるペーパークラフト用の定規を使っていますが、透明または半透明の板状またはシート状のものであれば代用できます。
印をつけなくても、左右に同じ幅のマージンができました。
次の「HOME」も同様に。
タイトルができたら、あとは小さくプリントした写真を貼って、隙間をお花やお家のステッカーで埋めていきます。
ここには「Easter」と綴ります。
先に定規に綴ってあるので、お花のエンベリッシュメントの上にバランスよく配置できます。
ここには年号も入れることにしました。
ステッカーには数字が入っていなかったので、別の方法を用います。
アルファベットと数字のパンチです。
AからZまでのアルファベット(上の2段)が専用のボードとセット売りになっていて、数字と記号(下の段)は別売のアドオンです。サイズがちょうど良かったのでお菓子の空き缶に収納しています。
それぞれのパンチは単独でも一応機能しますが…
これを使ってワードやフレーズを綴るのはちょっと難しいかも?
専用のボードとセットになっているので、等間隔でまっすぐにアルファベットや数字をパンチできます。
今年の年号の「2020」を入れたいのですが、数字はそれぞれぞれ1個ずつなので、「20」を2回パンチします。最初に2と0を並べてボードにセットします。
隙間にペーパーを差し込んで…
レバーの代わりになっているボードのふたを下げてパンチします。
最初の「20」が入りました。
次に、パンチのピースを移動させます。
ペーパーを差し込んで、パンチ。
年号が入りました。
メーカーの使い方ビデオではペーパーを先に細長くカットしてからパンチする方法が紹介されていますが、ある程度幅のあるペーパーの方が差し込んだり押さえたりする時に安定感があるので私は逆の方がやりやすいと感じています。
「2020」のラベルができました。
アルファベットの場合も、同じ文字が複数必要になるワードやフレーズが意外と多いんです。たとえば「HAPPY」は、Pが2つ必要です。
1回めのパンチをしたら…
Pを隣の空きスペースに移動。
ペーパーを差し込んで…
もう一度パンチ。
同じ場所がパンチされるので、他のピースは外さなくってもOKです。
もう一枚ラベルを作って、「HAPPY HOUR!」。
パンチボードで作ったラベルをリボン風にカットするのが気に入っています。
カラーのペーパーに重ねて…
カット。
これもリボン風にカットします。
ページの上と下に分けて貼って、間に写真をオン。ジャーナルを書いたり隙間をお花などで埋めて仕上げます。
アルファベットや数字のスタンプも、アルバムページのタイトル入れに便利です。大きい文字で綴りたい場合は、幅の狭い縦長のフォントがアルバムに向いています。
クリアスタンプの場合は、アクリルブロックに貼り付けて使用(詳しくは「簡単ギフトタグの作り方」へ)。
ウッドマウントのアルファベットや数字のスタンプを使う場合は、スタンプポジショナー(「スタンプポジショナーの使い方」)があると等間隔にまっすぐに並べられます。
ステッカー、パンチ、スタンプを使ったアルファベットの入れ方をご紹介いたしました。
お気に入りの方法を見つけて、アルバムや手帳ライフがますます楽しくなりますように!