作品レシピ
2022年10月18日

ひらひら感満点!別布の後付けフリルが可愛い巾着バッグの作り方

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手作りの袋物の定番、巾着バッグ。ソーイングをする方なら、初心者さんも上級者さんも何度も作っていらっしゃることでしょう。ただし、今回はちょっと違います。袋口に別布でひらひらを付け足して可愛さアップを目指すのです。 

 

いつもとはほんの少しだけ違ったデザインに挑戦!ひらひらはあくまでも後付けであり、本体の作り方は基本のトートバッグと変わりません。ひらひら部分の布や紐をアレンジして個性を表現しましょう! 

 

後付けフリルが可愛い巾着バッグの作り方をご紹介いたします。 

 

ジャンル:
ソーイングソーイング

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

接着芯

紐(グログランリボン)

仮止めクリップ

スピード紐通し

裁ちばさみ

ものさし

チャコペン

ミシン

まち針

2.作り方

布を裁断します。表布の寸法は27x32cm。2枚用意し、裏側に接着芯を貼ります(選び方と貼り方のコツはこちら)。

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裏布も同様に27×32cmを2枚用意します。

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持ち手の布の寸法は、8x45cm。これを2枚用意し、裏面に接着芯を貼ります。共布で作るのではなく、市販の綿テープを使用してもよいでしょう。

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紐を通して巾着型にするバッグの上部のひらひら部分には、16x30cmの布を2枚用意します。ひらひら感を出すため、接着芯は貼りません。

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巾着の紐はグログランリボンを2m用意します。紐はお好みで丸いものや平たいものを使用しても構いません。

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持ち手を作ります。布を外表で縦に半分に折り、生地を開いて、中心に向けて両端を折ります。そして、初めに付けた線でさらに半分に折ります。四つ折りのひも状にして左右のサイドを縫い代2mmで縫います。

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持ち手ができました。

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表布と持ち手を仮縫いします。表布の中心を10cm空けて印を付けます。

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印が持ち手の内側にくるように置きます。持ち手の端を表布から1cm出して、縫い代5mmで仮縫いします。

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表布を中表に合わせて重ね、サイドと底を縫い代1cmでコの字に縫い合わせます。

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縫い代をアイロンで割ります。

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サイドと底の縫い目を重ねて幅12cmの線を引き、マチを作ります。2つの縫い目をまち針で固定するとずれにくくなります。

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線に沿って縫います。

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表布完成です。

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裏布も表布と同様に、中表に重ねてコの字に縫い代1cmで縫い合わせます。

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縫い代をアイロンで割ります。

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サイドと底の縫い代を合わせて、マチ12cmの線を描き縫います。

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マチができたら外表に裏返し、表布の中に入れます。それぞれ袋状に縫った表布と裏布が中表に重なります。

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縫い代を揃えて袋口の布端を仮止めクリップで固定します。

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片方の持ち手の間は縫わずに返し口として残し、それ以外の部分を縫い代1cmで縫い合わせます

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一度裏布を表布から出します。

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向かい合うマチを合わせ、縫い目から5mm外側を縫います。こうすると裏布を引っ張っても出てこなくなります。

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余分な部分をカットします。

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返し口から表に返して、表布の中に裏布を入れます。

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袋口をアイロンで押えます。

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袋口を縫い代5mmで1周縫い押さえます。この時に、袋口に押さえミシンをするので返し口を処理する必要がなくなります。

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トードバッグとしても可愛いものができました。

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紐を通すひらひら部分を後付けします。ひらひら布を中表で半分に折り、中心10cmほどを返し口として空けて縫い代1cmで縫います。

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縫い代をアイロンで割ります。この時に縫い目が真ん中にくるようにします。

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両サイドの短い辺を縫いますが、中心は紐を通すために2cm空けます。サイドの上下を縫い代1cmで縫います。

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縫い代の余分なところをカットします。

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返し口から表に返し、アイロンで押えます。

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2cm幅で付けた印を線で繋いで、縫う目印を作ります。

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2cm空けた上側の線が袋口より5mm下になるように、ひらひらの布をバッグにまち針で固定します。

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上下2本の線に沿って縫い付けます。この時にひらひら布の返し口は見えなくなるので、処理をする必要がなくなります。

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反対側のひらひら布も同様にバッグに縫い付けます。

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ひらひら布の2cm空けた部分に紐を通します。スピード紐通しを使うと紐をスムーズに通すことができます。紐は通しはじめからU字になるように、バッグの同じ側の通し口まで通します。

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バッグの同じ側に出ている紐を結びます。

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紐が長い場合は結び目より外側をカットします。

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端がほつれてくる紐の場合は、ボンドを少量付けてほつれ止めをしましょう。

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完成しました。ひらひらが下の布と独立しているので、立体感があります。

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3.まとめ

後付けのひらひらが可愛さをアップしてくれる巾着バッグのレシピをご紹介しました。アクセントのある布をひらひら部分に使用することでさらに立体感とインパクトを付けることができます。

ひらひら部分が表布と独立しているため、紐を絞めたときによりひらひら感が演出できますが、レースやポリエステルオーガンジーと違って布を使用しているので、ふりふりになりすぎず布の柄次第でシックにも仕上げることができます。

完成品のイメージに合わせて紐をアレンジするのもお勧めです。袋口を開けているときはあまり目立ちませんが、紐を絞めるとバッグのポイントになるので紐の材質や色に凝ってみてもいいですね。

今回はマチをしっかりと作っています。紐で縛ることで上部が小さくなるのでマチを広め目にとってバッグとして使い勝手のよいように工夫しています。用途に合わせてマチの幅を調節してもいいでしょう。

きゅっとしまったところが可愛い巾着バッグ。手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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