シルクやナイロンのコードを使ったアクセサリー作りに最適!ボールチップの使い方
基礎テクニック
2021年07月28日

シルクやナイロンのコードを使ったアクセサリー作りに最適!ボールチップの使い方

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ぐるぐると巻き付けて処理できる金属のワイヤー類と違い、シルクやナイロンのコードや細い革紐などは、切った糸端を隠す必要があります。端の処理が必要なアクセサリー作りには、ボールチップが大変便利。カットした糸端の処理だけでなく、留め金具をつなぐ輪も同時に出来ます。 

 

基本の使い方です。 

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目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.使い方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

ball tip supplies

・ボールチップ
・コード類(シルクコード、テグス、細い革紐など)
・ハサミ
・ジュエリー用ボンド
・平やっとこ
・ビーズマット(あれば)

2.使い方

ボールチップはカップのような半球が向かい合わせになったジュエリーメイキング用の金具です。半開きになった貝殻のような形をしているので、英語ではクラムシェルエンドチップ(clamshell end tip)と言います。

ball tip 01

真ん中の折り目のところに穴があります。

ball tip 02

この穴に、外側(山折りの方)からコードを差し入れます。

ball tip 03

カップの内側(谷折りの方)に引き出して…

ball tip 04

先を結びます。

ball tip 05

ぎゅっと引いて硬い結び目を作ります。

ball tip 06

反対側からコードを引っ張り、作った結び目が抜けないことを確認します。

ball tip 07

抜ける場合、または心配な場合は、もう一度同じ位置を結んで倍の大きさにします。

ball tip 08

結び目から2ミリほど残し、ハサミで余分をカットします。

ball tip 10

念の為、結び目にボンドをつけて解けないようにします。

ball tip 12

平やっとこでカップを挟み…

ball tip 13

そっと閉じれば…

ball tip 14

ボールチップが付きました。輪があるので、ここにカンを通してネックレスやブレスレットの留め金具がつけられます。

ball tip 15

3.まとめ

シルクやナイロンのコードなどを使ったアクセサリー作りに便利な、ボールチップの基本の使い方をご紹介いたしました。カットした糸端の処理と留め金具をつなぐジョイント部分が一度に出来るので、とても手軽です。

特別な技術も要らず、練習しなくても失敗もほとんどないので、初心者さんにもおすすめです。ぜひアクセサリー作りに取り入れてみてください。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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