目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
せっかく作ったかわいいビーズブローチ。
裏側(ブローチピンをつける側)を丁寧に仕上げる事で より輝きが増し、愛着がわきます!
ビーズブローチの虜になって早3年。まだまだ修行中ですが、数々の失敗を経てたどり着いたビーズブローチの裏側を仕上げる時のコツを、手順と共にこっそりお伝えします。
・刺繍し終わったブローチ本体
・合皮
・マーキングフィルム
・両面テープ
・ブローチピン
・糸
・針
・ほつれ止め液(ホツレーヌ)
まずはビーズ刺繍が終わったら、本体の周りにほつれ止め液を塗ります。
これはフェルトの毛羽立ちを抑えるためです。
ビーズブローチは使っているうちに周りのフェルトの毛羽立ってくる事があります。
こんな風に↓
愛用しているブローチ程、摩擦によってこんな風に毛羽立ってくるんですよね。
ほつれ止め液を塗っておくとフェルトがカチッと固まって毛羽立ちを抑えてくれますよ。
次に本体を真っ直ぐにするために裏側にシートを貼ります。本体の形より若干小さめに切り、
剥離紙をペロッと剥がして
裏側に貼るとピシッと真っ直ぐ張りのある仕上がりになります。
私が良く利用するのがこちらのマーキングフィルム。
塩化ビニル製のシートで、粘着力が強く本体にピッタリくっついてくれます。
これを数枚重ねて貼っています。
特に、一部が細くなっているデザインは曲がりやすいので注意が必要です。例えばこちらの刺繍を終えたブローチ。平面に置くと真っ直ぐなのですが、
本体を持ち上げてみると、
クタンと曲がってしまう。悲しいですよね。これ、柔らかいフェルトに重量のあるビーズを刺繍しているので仕方ないんです。
でも大丈夫!シートを貼ればご覧の通り。
ピンッと真っ直ぐになりました。
さて、次はブローチピンを付けます。
ここでちょっと気をつけたいのがブローチピンの付ける『位置』!
これが少し変わるだけでブローチを付けた時の角度が変わります。コツは中心よりも少し上にずらした位置につける事です。
ほんの少しの事なのですが真正面から見るとこんな感じ。
真横から見るとこんな感じになります。
いかがでしょうか?
せっかく作ったブローチが下を向かない様に、ぜひブローチピンは少し上に付けることをオススメします!
さぁ、ここまで来たら出来上がりまでもう少しです。先程貼ったマーキングフィルムの上に両面テープを貼り、
ブランケットステッチで合皮を縫い合わせれば、
ビーズブローチの出来上がりです!
しっかり丁寧に仕上げると長くキレイな状態をキープできます。
お気に入りのビーズブローチを長く楽しめるように、ぜひ参考になさって下さい♪