ファブリックスティフナーでパリッと&シャキッと作る、コットンとリネンの立体フラワー
帯状にカットした花びらをくるくる巻いて組み立てるお花のダイが増えてきたので、今度はコットンやリネンでコサージュを。大人可愛さを狙ってベージュやグレー、白黒のニュートラルな色柄の布地を選びました。
ペーパーやフェルト、フォームシートなどと違い、薄手の布地はくたっとしていてそのままでは扱いにくく、また、織られているため、ダイカットした断面からほつれてきてしまいます。そこで便利なのが、布にパリッとした張りを持たせ、切り口のほつれ止めの役目も担う、ファブリックスティフナーという便利なスプレーです。
スティフナー(stiffener)は、訳すと硬化材。ソフナー(softner)、つまり繊維をふんわりしなやかにさせる柔軟剤の反対の働きをする液体です。結んだリボンの形を固定させたり、編み上げたレース作品の形を整えて固めたりと、さまざまなクラフトに重宝するファブリックスティフナー。
ダイを使って立体のお花を作ってみましょう。
編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在も身近な素材と簡単な方法を用いた手作りのある生活を楽しんでいます。長らくペーパークラフト一辺倒だったので、ただ今少しずつリハビリ中。毛糸や布に囲まれる暮らしの心地よさを改めて満喫しています。