目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
着色剤を混ぜ、ボルドーカラーのレジン液を作ってアクセサリーパーツにしてみました。とても上品で大好きなカラーです。お花とパール、そしてミラーアートも組み合わせ、大人向けの美しいレジンピアスに仕上げています。作り方をご紹介いたします。
・作家のためのレジン
・着色用パレット
・モールド
・宝石の雫(レッド)
・宝石の雫(ブラック)
・ユーフォルビアの押し花
・金箔ホイル
・アイシングジェル
・マジックパウダーペン TR05
・穴なしパール
・ヒートン
・ペン型LEDライト
・フックピアスパーツ
・丸カン
・竹串
・ヤスリ
・ネイル用ブラシ
・メイク用ブラシ
・綿棒
・ピンセット、平やっとこ
・耐震マット
・クリアファイル
調色パレットにレジン液を流し入れます。
赤の着色剤(宝石の雫のレッド)を加えます。
黒の着色剤(宝石の雫のブラック)を加えます。
調色スティックまたは竹串等を使い、レジンと着色剤をよく混ぜます。
モールドを斜めに傾けます。
傾けた状態で着色レジンを流し込み、後硬化します。
もう一度同じところに着色レジンを流し込み、後硬化します。
もう片方のレジンパーツも作りましょう。傾けたモールドに着色レジンを流し入れる、硬化する、の作業を2回繰り返します。
透明レジンをモールドの8割程流し込みます。
ユーフォルビアの押し花を封入しやすいようにカットします。
封入します。
パールを封入します。
金箔ホイルを封入します。
レジンをモールドいっぱいまで流し込み、硬化します。
モールドから取り出します。
バリを削って整えます。
裏返して固定し、レジンパーツの上部にレジンを一滴垂らします。
ヒートンをピンセットでつまみながら固定し、ペン型LEDライトで動かないように仮硬化します。その後、硬化します。
裏側をレジンで盛ります。サラサラタイプのレジンなので、少しずつ盛って竹串で全体に行き渡らせて硬化します。
もう一度レジンを盛り、全体に行き渡らせて硬化します。2回繰り返すことにより、裏側もぷっくりしたパーツになります。
表面にマットジェルを塗布します。この後、ミラーアートをする際パウダーが付着しにくくなります。その後硬化します。
着色レジンとクリアな部分の境目にアイシングジェルでラインを引き、硬化します。
パウダーを擦ります。
もう一度アイシングジェルでラインを引き、硬化します。
パウダーを擦ります。2回繰り返すことにより、ミラーの透けが改善されます。
余分なパウダーをブラシで取り除きます。
ネイルクリーナーを含ませた綿棒で取り除ききれなかったパウダーを払います。
全体をレジンでコーティングします。ヒートンをからめながらコーティングすることにより、強度が上がります。
裏側も同時にコーティングし、角度を変えながら長めに照射して完全硬化します。
レジンパーツが出来上がりました。
丸カン2つをフックピアスに繋げます。
レジンパーツに繋げます。
これで完成です。
着色剤を混ぜることにより、好きなカラーを作り出すことができます。ここではレッドとブラックを合わせてボルドーカラーにしています。それぞれの着色剤の割合によってさらに赤っぽく、または黒っぽくもできます。
ブラックを多めに入れると、深みのあるカラーになります。落ち着いたカラーなので、大人の方も身に着けて楽しめるレジンアクセサリーです。
モールドを何かの蓋など高さのある小物に立てかけて、斜めに置いて着色レジンを入れて硬化してから他の部分を埋めています。こうすることによって、ニュアンスのあるツートーンカラーのチャームにすることができます。
ツートーンにしたレジンの境目にアイシングジェルを塗って、変化を持たせています。ここではそこにミラーパウダーを擦り付け、透明感のあるレジンとそうでないラインの部分のテクスチャーの違いも楽しめるようにしました。
透明感のあるレジンパーツにミラーアートを施すと、ゴールド部分が少し透けて見えてしまいます。アイシングジェル、ミラーパウダーの作業を2回重ねることに、より透けないミラーアートにすることができます。
最後にぷっくりとさせるためにレジンを盛る際、「作家のためのレジン」のようなサラサラタイプを使う際は一度に塗りつけず、広げて硬化してはまた盛って広げ硬化、と何度かに分けると上手くいきます。
大人カラーに仕上げたボルドーカラーのピアス。お花やパールも埋め込んで華やかに。落ち着いた雰囲気のアクセサリーがお好みの方にぜひ作っていただきたいレジン作品です。