カットと色付けの工夫でよりリアルに!粘土で作る山盛りフライドポテトとサニーレタス
作品レシピ
2024年11月06日

カットと色付けの工夫でよりリアルに!粘土で作る山盛りフライドポテトとサニーレタス

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外側はカリカリ、内側はほくほくの、みんな大好きフライドポテト!ハンバーガーやサンドイッチのサイドディッシュに、ちょっとしたおやつに、そしてワインやビールのおつまみにと、大人にも子どもにも人気のあるメニューです。食欲の秋にはついつい食べ過ぎてしまいそうですね。今回はそんなフライドポテトを粘土で作ってみました。 

 

山盛りポテトはそれだけで十分ビジュアルに優れますが、より本物っぽく、そしてもっと美味しそうに見せるためにレタスも添えました。葉先の色と形が特徴的なサニーレタスにしたので、シンプルなフライドポテトが華やかな印象になりました。 

 

ポテトもレタスも型要らず!どちらもに簡単に作れます。今回はお皿は手作りせず、販売当初から話題になっている100円ショップで手に入るミニチュアのお皿のセットを使ったのでさらに手軽です。ミニチュア皿にサイズを合わせずに本物サイズで作っても可愛いかも! 

 

よりリアルで美味しそうに仕上げるためのカットや着色の工夫を含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
粘土粘土

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

fries supplies

・クッキングシート

・樹脂粘土 モデナ

・伸ばし棒

・たたら板 3mm厚

・定規

・粘土カッター

・筆

・つまようじ

・ミニチュア用の皿

・ボンド

・アクリル絵具(紫色、黄緑色、黄土色、黄色)

・空きカップ

・化粧パフ

・粘土版

2.作り方

粘土がくっつかないように粘土板にクッキングシートを敷きます。お団子1個分くらいの粘土に黄土色と黄色の絵具をほんの少し加え、よくこねます。

fries 01

3mmの厚さのたたら板と伸ばし棒を使って粘土を広げます。

fries 02

粘土カッターで端をカットします。

fries 03

反対側を3cmのところでカットします。

fries 04

粘土を90°回転させ、3mm幅の棒状にカットします。

fries 05

棒状になった粘土の両端を斜めにカットします。こうするとよりポテトらしくなります。

fries 06

2cmの長さのものも作ってみました。数日乾燥させます。

fries 07

次にレタスを作ります。少量の粘土に黄緑色の絵具を加えてよくこねます。

fries 08

豆1つ分くらいの粘土を伸ばし棒で100円玉くらいのサイズに広げます。

fries 09

広げた粘土の半周を手でちぎります。

fries 10

ちぎっていない方を中心に、つまようじを使って凹凸を付けます。

fries 11

ちぎっていない方を重ねるように寄せるとよりレタスらしくなります。形ができたら数日乾燥させます。

fries 12

黄緑と紫の絵具を少量の水と混ぜて自然な緑色を作ります。乾燥させたレタスのちぎったほうを上にして、上半分くらいに塗ります。

fries 13

続いて紫の絵具をちぎった部分に塗り重ねます。サニーレタスのようになりました。

fries 14

ポテトも着色します。黄土色の絵具を少量の水で溶き、化粧パフに付けてポテト全体にまばらに焼き色を付けます。

fries 15

両端をやや濃いめに着色すると本物っぽくなります。

fries 16

ミニチュア皿セットから使うお皿をとります。

fries 17

ボンドでレタスをお皿に貼り付け、ポテトも重ねるように貼り付けます。

fries 18

最初はやや平行ぎみに乗せ、だんだん角度を変えると安定しやすくなります。

fries 19

ボンドが乾けばレタス付きの山盛りポテトの完成です!

fries 20

3.まとめ

外側はカリカリ、中はほくほくの、揚げたて熱々のフライドポテト。サイドディッシュにおやつの時間にと、大人にも子どもにも大人気です。今回はそんなフライドポテトを粘土で作るレシピをご紹介いたしました。ツヤツヤのチョコレートソースやカラフルなトッピングのかかったスイーツももちろん可愛らしいけれど、食欲の秋はこんなガツンとしたメニューをテーマにするのも楽しい季節です。

食品そのものがシンプルなフライドポテト。じゃがいもを拍子木切りにして油でカラッと揚げるだけです。その素朴で気軽なイメージをそのまんま粘土作品に反映させるため、そしてより本物らしく仕上げるため、カットの仕方と色の付け方に工夫をしています。

ポテトとなる粘土を伸ばして太さを揃えてカットした後、角度をつけて端っこを少し切り落とします。カットピースの両端を斜めにすることで、「もとは丸い形をしていたじゃがいもを切ったもの」という印象を強めるわけです。このひと手間でリアルさがぐんとアップします。

色を付ける際も、少し変化をつけるだけで揚げ物らしさが伝わります。斜めになったポテトの両端は細いので、熱した油に入れると早く火が通ります。つまり出来上がる頃には他の部分より焼き色が濃くなっています。それを粘土への色付けにも応用するのです。

ポテトにはレタスも添えました。薄く伸ばした粘土を手でちぎれば、レタスの葉の端らしいフリルが作れます。カッターなどのツールを使うよりもうんと簡単で、しかも自然な形を表現することができました。葉の先を紫色に着色してサニーレタスにしています。

できたポテトとレタスを乗せるのに、100円ショップで購入したミニチュア皿を使ってみました。置物だけでなく、ぬいぐるみやドールの撮影にもちょうどよさそうなサイズです。4種類、合計11枚のお皿が入ったお得なセットなので、今後もさまざまな食品を作っていろいろと活用できそうで楽しみです。

今回はミニチュアサイズで作りましたが、たたら板の厚みを5mm~10mmくらいにすればリアルサイズのポテトも作れます。お子さまのおままごと遊びにもいいかもしれませんね。ぜひお好みのサイズで試していただきたいレシピです。

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粘土でフェイクフードを作っています。 アイスクリームやアイシングクッキー、お団子など色々なモチーフの...
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